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ちょこっとクラシック♪

クラシックにはあまりなじみがない...そんな方にも少しだけ詳しく知ってもらえるクラシック入門編。
PMFのコンサート前に、少しだけ予習してみましょう!

  • Qクラシック音楽とは?

    A

    約200〜300年前に始まり、コンサートホールで演奏された、ヨーロッパ発祥の芸術的な音楽のこと。「古い音楽」と思われがちですが、テレビのCMや店のBGMなど生活の中のあちらこちらでよく耳にすることも多いため、実はとても身近なものです。

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  • Qオーケストラとは?

    A

    日本語にすると「管弦楽団」という意味です。ピアノのようにひとつの楽器だけで演奏するのではなく、様々な楽器が参加し、ひとつの曲を作り上げる演奏方法です。

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    これであなたも、クラシック通
    ちょこっとトリビア

    「ゲネプロ」ってなに?

    演奏会直前の通し稽古を「ゲネプロ」(ドイツ語の「総練習」ゲネラルプローべの略)とか「ドレスリハーサル」(本番用のドレスを着た状態でリハーサルをすること)と呼んだりします。また、会場によって異なる音の響きを確かめるために行う「サウンドチェック」というものもあります。

  • Qどんな楽器が使われているの?

    A

    トランペットやフルートなどの管楽器、ヴァイオリンやチェロなどの弦楽器、さらに曲によって、ティンパニやトライアングルなどの打楽器、ピアノなどの鍵盤楽器が加わります。楽器の数や種類、並び方は、作曲家や指揮者の指定によって変わってきます。
    どんな楽器が使われているの?

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  • Qクラシック音楽にもジャンルはあるの?

    A

    「曲の形式」によってジャンルが分かれています。例えば、4つ程度の楽章(本であれば「章」のような単位)に分かれている「交響曲」、ソロで演奏する楽器とオーケストラが一緒に演奏をする「協奏曲」、交響曲と協奏曲以外で、オーケストラによって自由な形式で演奏される「管弦楽曲」など、時代背景や作曲家によってさまざまです。そのほか、オーケストラよりも楽器編成が小さい「室内楽曲」、歌手が中心となる「声楽曲」、オーケストラ・歌手・演劇が一体となった「オペラ」などもあります。

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  • Q一曲の長さはどのくらい?

    A

    通常、コンサートで演奏されるものは、5分から長いもので1時間程度です。ショパンの「前奏曲 第7番」のように1分に満たない曲もあれば、ワーグナーのオペラ「ニーベルングの指輪」のように演奏が数日に渡るものもあります。

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    ちょこっとトリビア

    「クラシック通になれる魔法の言葉!?」

    昼の演奏会を「マチネ」、夜の演奏会を「ソワレ」と呼びます。「今日は、このあとソワレなの〜」なんて言えたら、あなたもクラシック通の仲間入りかも!?

  • Qオペラとは?

    A

    物語を歌と音楽で進めていく劇を「オペラ(歌劇)」といいます。オーケストラは通常「ピット」と呼ばれるステージよりも低くなった場所で演奏し、歌い手や演劇と一番違うのは、セリフがすべて「歌」な点です。主にイタリア語やドイツ語で歌われる歌は、それぞれの場面に応じて一人で、複数で、時には合唱で歌われます(言葉がわからなくても、PMFの場合、字幕が付くので大丈夫です)。一番の見せ場で歌われる独唱曲は「アリア」、状況を説明するような場面で朗読するように歌われる「レチタティーヴォ」などでは、歌手の技術を楽しむことができます。また、初めに演奏されることの多い「序曲」や幕と幕の間に演奏される「間奏曲」のようにオーケストラだけが演奏するシーンには、どこかで聴いたことがあるような有名な曲が多く含まれています。

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  • Q指揮者の役目は?

    A

    それぞれの楽器の演奏を最大限に引き出し、一つの作品として完成させる責任者のような役目。レストランのフルコースでいえば、コックさんが作った料理の味見をして整え、満足する味わいを作り上げる総料理長のようなもの。本番はもちろん、練習をする過程からとても重要な役目を担っています。

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    これであなたも、クラシック通
    ちょこっとトリビア

    「指揮棒は昔、杖だった!?」

    バロック時代、杖を地面に打ちつけその音でテンポをとって指揮していた作曲家のジャン=バティスト・リュリは、「テ・デウム」の演奏中に、誤って指揮杖で自分の足を強打し、その傷がもとで亡くなってしまい、今の形に変わってきたそうです。

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