国際教育音楽祭
パシフィック・ミュージック・フェスティバル札幌
はじめてのPMFはわからないこともたくさんでドキドキ。PMFは初めて、という方でも安心して楽しめるように、小さな疑問もわかりやすく解決します。早速、準備編から見てみましょう!
パシフィック・ミュージック・フェスティバル(Pacific Music Festival。通称PMF)は、世界の若手音楽家の育成を目的とした国際教育音楽祭のこと。 20世紀を代表するアメリカの音楽家、レナード・バーンスタインの提唱で1990年に始まりました。Pacificは「平和」も意味し、音楽教育を通じて世界平和を願ったバーンスタインの思いが込められています。
PMF2025は7月9日(水)〜7月29日(火)の21日間。札幌の夏を一番楽しめる、さわやかな季節に毎年行われています。
無料〜9,000円の料金設定があります。U25(1999(平成11)年以降にお生まれの方)は身分証を提示すると半額になります(一部のコンサートを除く)。コンサートや席種(S、A、B席などの種類)によって料金が違います。PMFは教育音楽祭なので、有名なアーティストが出演するコンサートでも手頃な値段でお楽しみいただけます。
曲目や作曲家、演奏家の名前までは詳しくわからなくても大丈夫。例えば「市民ロビーコンサート」など一部の公演は無料です。有料コンサートに行くにはちょっと...という方でも気軽に足を運べる無料コンサートからまずはチャレンジしてみてはいかがでしょう。
札幌コンサートホールKitaraでの最終日を締めくくるPMF GALAコンサート。「GALA」とは祝祭を表すフランス語で、通常のコンサートより長い時間、たくさんの出演者が入れ替わりながら、さまざまな曲を演奏します。週末の午後、華やかなコンサートにふさわしく、ドレスアップしてお越しになってみませんか?
札幌芸術の森・野外ステージで、お昼から夕暮れにかけて緑いっぱいの野外で行われるコンサート。芝生自由席では、寝そべって聴くもよし、飲食コーナーでお弁当や飲み物を楽しむのもよし。自由なスタイルで音楽にひたることができます。途中での入退場も、半券を持っていれば大丈夫。赤ちゃんも入場することができます。椅子自由席の上は屋根がついているので、日差しや雨が心配な方はこちらにどうぞ。
「札幌コンサートホールKitara(キタラ)」。穏やかな心地よい夏の風の中、中島公園を散策し、Kitaraに向かいましょう。周辺やKitaraの中にはレストランもあるので、コンサートの前後に食事も楽しめます。いつもより、ちょっとかしこまった空気にドキドキしながら、コンサートを鑑賞できる素敵な雰囲気です。
「札幌芸術の森・野外ステージ」。休日にお子さまも一緒に、家族みんなでコンサートを楽しめます。「ピクニックコンサート」であれば、自然の中でコンサートを満喫できます。札幌芸術の森には他にもいろんな施設があるので、コンサートの合間にお散歩に行ったり、お腹が空いたらレストランへ行ったりしてみるのはいかがでしょう。
普段着でOK。札幌芸術の森は、芝生エリアや坂があるので、歩き慣れた靴がいいでしょう。また、野外コンサートでは、意外と寒く感じることがあるので、何か羽織るものがあると便利です。急な天候変化に備えて雨具もあると完璧です!「PMF GALAコンサート」は、Kitaraでの最終コンサートなので、「祝祭(GALA)」にふさわしくちょっとドレスアップすると、さらに楽しい気持ちになるかもしれません。私たちスタッフも正装でお迎えします。
ホールで行うコンサートでは、基本的に未就学児童は入場できませんが、一部、入場できるコンサートがあるほか、札幌コンサートホールKitaraで開催する一部のコンサートでは託児サービス(有料)をご利用いただけます。また、札幌芸術の森で行うコンサートには年齢制限がありませんので、どなたでもご入場いただけます。詳しくはお問い合わせください。
ご予約・お問い合わせ:札幌シッターサービス
TEL. 011-281-0511
演奏中には会場内へ入ることができません。曲と曲の間や拍手の時など、入るタイミングを会場スタッフが誘導します。なお、やむを得ずコンサートに来ることができなかった場合のチケット料金の払い戻しはできませんので、ご了承ください。
曲が終わったらその余韻を味わったうえで拍手を始めるのが基本ですが、中には終わりがわかりにくい曲や、終わったと思ったらまだ続くような曲もあるので、ちょっと自信がないという方は、周りに合わせながらチャレンジしてみてはいかがでしょう。また、交響曲や協奏曲のように複数の「楽章」がある曲の場合、楽章と楽章の間では拍手しないのが通例です。
(もちろん、拍手は聴衆が感動を表現する手段ですから、強制的なものではありません。)
長いコンサートには、休憩時間を設定しています。例えば札幌コンサートホールKitaraで行う約2時間コンサートの場合、途中で約20分の休憩があります。