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PMFアカデミー生の過ごし方

PMF2023アカデミー生から

PMF2023アカデミー生から

写真:ナチョ・シベラ・チュルビ

トランペット

ナチョ・
シベラ・
チュルビ

日本を訪れ、その文化や人々と触れ合うことで、自分自身を大きく変えることができました。彼らの暮らし方、他人との接し方、感謝の気持ちには本当に感銘を受けました。もう一度日本を訪れたいと思っています!音楽が世界中から集まったメンバーを一つにする力にも驚きました。
写真:ウナ・ヴェスケ

ホルン

ウナ・
ヴェスケ
© Falk Wenzel

さまざまな演奏会に出演し、聴き、人々と話すことができたのはとても素敵なことでした。特に、特別支援学校でのボランティアコンサートではたくさんのことを学びました。普段演奏会を聴くことができない人たちにも音楽を楽しんでもらえるよう、もっとろいろな場所で演奏したいと感じました。
写真:渡部 のどか

テューバ

渡部 のどか

PMFに参加する前、私の主な目標はオーディションに合格することでしたが、PMFを経てオーディションを突破することは”究極の”目標ではないことに気づくことができました。オーディションの合格後に必要とされる、セクションのメンバーとして何が期待されているか、どのように耳を使えばよいか、そして対人スキルをPMFで学ぶことができたんです。
写真:フユエン・チェン

ヴィオラ

フユエン・
チェン

こんなに高いレベルのオーケストラで演奏するのは初めての経験で、これまで演奏したオーケストラとは全く異なるものでした。互いに音楽に集中し合い、ともにすばらしい音楽作りを楽しむことができました。また、音楽以外にも美しい思い出がたくさんあり、友人もできました。本当に素晴らしい夏で、今すぐにでも札幌に戻り音楽祭を続けたいといつも願っています。
写真:アンドレイ・バラジュ

ヴァイオリン

アンドレイ・
バラジュ

私の最高の音楽経験は、東京公演でブルックナーを演奏し終えた時でした。これがみんなとの最後の演奏だとわかっていてとてもつらかったけれど、その気持ちがコンサートを特別なものにしていたと思います。みんなが泣き始めたときはとても悲しかったけれど、同時に音楽祭期間中に起きたすべてのすばらしい出来事のおかげで、とても幸せでもありました。
写真:ソフィー・ニッケル

ヴィオラ

ソフィー・
ニッケル

PMFの観客はとても熱心なのが印象的で、コンサートの後にはたくさんの観客が来て私たちと交流してくれて、とても楽しかったです。自分が札幌の文化の中でとても大切なものの一部になったような気がしました。
PMFアカデミー生
スケジュール、文化、スタッフ、教授陣、コンサート、食事、全てが効率的で整っていました。参加者は皆とても実力ある音楽家でした。
PMFアカデミー生
PMFは人生を変える経験でした。世界中から集まる信じがたいほどすばらしいアーティストたちと演奏する機会を得たことは、本当に夢のようでした。
PMFアカデミー生
多種多様な音楽家と演奏することで、異なるスタイルの演奏方法と音楽解釈に視野を広げることができ、芸術への情熱に再び火が付きました。
PMFアカデミー生
PMFの1カ月で昨年よりもオーケストラレパートリーについてより多く学ぶことができました。PMFで受ける指導は本当に素晴らしかったです。
PMFアカデミー生
音楽以外で最も楽しかったことは、たくさんの新しい友人に出会い、それぞれの話を聞き、将来について語り合い、希望や願い、故郷での経験、そして他愛のないことについて話せたことです。
PMFアカデミー生
キタラホールと中島公園は想像していたよりもより美しかったです。そして札幌は素晴らしい街です!少し故郷のようにも感じます。PMFは完璧な場所に位置していると思います。再び訪れることを待ちきれません。

開催地<札幌>

開催地<札幌>

パシフィック・ミュージック・フェスティバル(PMF)は札幌を中心に開催されます。札幌は、緑豊かな美しい街で、観光客が多く訪れます。

施設

写真:Kitara

音楽祭期間中、多くのリハーサルとコンサートは札幌コンサートホールKitaraで行われます。Kitaraはサー・サイモン・ラトルが“世界で最もいいホール”と呼んだほど、世界的にみても音響の素晴らしいホールとして知られています。滞在先のホテルからは歩いて約15分ほどです。Kitaraがある中島公園は緑がいっぱいの美しい散歩道です。
*ホールには会期中に演奏するすべての曲の楽譜を取り扱うライブラリーが常設されます。

スケジュール

写真:オーケストラリハーサルの様子

到着日の翌日に、音楽祭期間中のオーケストラシーティングを決めるオーディションがあります。その後、演奏会に向け室内楽/オーケストラリハーサルが始まり、セクション、全体リハーサル(トゥッティ)と続きます。また教授陣による室内楽指導やマスタークラスが行われたり、音楽溢れる忙しい日々が待っています。
オーケストラプログラムだけではなく、小学生向けのリンクアップコンサートや、音楽祭期間中をとおして室内楽の演奏会もあり、多様な音楽プログラムがあります。

<スケジュールの例>

スケジュール表_1スケジュール表_2

演奏会

PMFオーケストラは、主にKitaraや、芸術の森・野外ステージで演奏を行います。また東京のサントリーホールでの演奏機会もあります。コンサートでは教授陣が各パートを率いることもありますし、アカデミー生のみの演奏となることもあります。室内楽のコンサートは公共の場所からコンサートホールまで、あらゆる場所で行われます。
演奏会の服装は、会場によって異なりますが、札幌到着後に支給される公式Tシャツを着ることもあります。

  • 写真:演奏会の様子
  • 写真:演奏会の様子
  • 写真:演奏会の様子

日本文化体験

写真:日本文化体験の様子

希望者は、ボランティア団体のご協力により、日本の伝統文化(過去の例では折り紙、書道、着物や茶道、琴・尺八など)を無料で体験することができます。自由時間には、近隣都市へ旅行に行くなど思い思いに過ごすこともできます。

食事

写真:食事の様子

北海道には美味しい食べ物がたくさんあり、食に困ることはありません!
朝食はホテルのレストランでとります。
昼食と夕食はスケジュールによりますが、テラスレストランKitaraでの食事(昼食)、お弁当もしくは食費が支給されます。
時にアカデミー生同士で外食に出かけることもあります。
※PMFが提供する食事に関し、食べられないものやアレルギーがあればできるかぎり対応します。

費用

経済的な負担が原因で優秀な若手音楽家がPMFへの参加をあきらめることのないよう、最寄りの空港から札幌までの往復航空券、受講料、宿泊費、食費、会場間の移動費をPMFが負担します。(ビザ取得費用や楽器修理費といった個人的な支出、旅行保険加入にかかる費用を除く)。

PMFでの経験

PMFでの経験は人生を変えるものだと、多くの修了生から声が寄せられます。例えば…異なる文化的背景を持った人との交流、音楽的挑戦の日々、新しい仲間、多忙なスケジュールでの時間のやりくり、教授陣による熱心な指導…これらは他では得難いPMFならではの刺激と経験です。そして最後に、とても楽しい日々があなたを待っています♪

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