1990年イタリアパレルモ生まれ。7歳でファゴットのレッスンを受け、弱冠20歳でザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団首席奏者に就任。2012年、ザルツブルク・モーツァルテウム大学で、マルコ・ポスティンゲルのもと修士号を取得。その後、ミュンヘン音楽・演劇大学大学院課程では、ダグ・イェンゼンに師事した。17年、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の首席奏者に就任。首席客演奏者として、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団、チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(ウィーン国立歌劇場)、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団など、名立たるオーケストラと共演。ザグレブ国際室内楽フェスティバル、プラハの春音楽祭、いしかわ・金沢 風と緑の楽都音楽祭、BBCプロムス(ロンドン)、ザルツブルク復活祭音楽祭などの音楽祭にも参加。これまでに、グロッセト国際室内楽コンクール(03年)、キエーリ国際ファゴットコンクール(04年)、ロッシーニ国際ファゴットコンクール(ペーザロ、06年)など数多くのコンクールで1位を獲得。16年、国際ダブルリード協会コンクールにおいても1位を獲得し、翌年行われた同コンクールには客演ソリストとして出演した。世界各都市でソリストをつとめ、また大学でも教鞭を執っている。モーツァルト週間2023でモーツァルトの協奏曲を共演したカメラータ・ザルツブルクとは、22年にモーツァルト、ウェーバー、ロッシーニ、ジョリヴェの協奏曲を録音。
PMFには初めての参加。
 

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