070705-Y0396.JPGPMFの教授陣の一人としてこれまでPMFに多大なご貢献をいただいたフリッツ・ドレシャル氏(チェロ/元ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団首席ソロ奏者)が、8月20日、ご逝去されました。
ドレシャル氏は、1991年以来15回に渡りPMFに参加し、その高い音楽性と温厚な人柄は、多くのアカデミー生に大きな影響を与えました。また、演奏面では、オーケストラや弦楽四重奏などの室内楽で数多くのコンサートに出演し、20100718-0677e.JPGウィーンの薫り高い音色を私たちに聴かせてくれました。
今夏は、健康上のやむを得ない事情によりPMFへの参加を断念されましたが、近い将来、PMFに再びご参加いただけるものと確信していただけに、突然の訃報に接し悲しみに耐えません。
ドレシャル氏がPMFにおいて積み重ねてきた限りないご功績に感謝し、20100718-0477e.JPGここに慎んで哀悼の意を表し、ご冥福をお祈り申し上げます。


2015年8月24日 PMF組織委員会