マンハイム出身。ヴァレリー・グラドフに手ほどきを受けた後、ザハール・ブロン、ドロシー・ディレイ、ナムユン・キム、クリストフ・ポッペンに学ぶ。
2009年ソウル国際音楽コンクールのヴァイオリン部門優勝以来、ハノーファー国際コンクール第2位、仙台国際音楽コンクール優勝、並びにインディアナポリス国際コンクール優勝など、多くの受賞歴を誇る。
23/24シーズンでは、イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団でのデビューを果たし、音楽監督であるラハフ・シャニと共演。また、チョン・ミョンフン率いるミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団との韓国ツアーを控えている。
マリインスキー歌劇場管弦楽団、サンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団、ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団、モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団、ロシア・ナショナル管弦楽団、モスクワ・ソロイスツ、ベルギー国立管弦楽団、スイス・ロマンド管弦楽団、ソウル・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン室内管弦楽団、NHK交響楽団、アトランタ交響楽団、ニュージャージー交響楽団、インディアナポリス交響楽団などから招かれ、ワレリー・ゲルギエフ、ユーリ・テミルカーノフ、ウラディーミル・フェドセーエフ、ウラディーミル・スピヴァコフ、ユーリ・バシュメット、アンドレイ・ボレイコ、チョン・ミョンフン、リオネル・ブランギエなどの指揮で共演を重ねている。
室内楽にも積極的で世界各国の音楽祭でジャニーヌ・ヤンセン、ボリス・ベレゾフスキー、ソン・ヨルム、キム・ソヌク、ギドン・クレーメル、ワディム・レーピン、ジュリアン・ラクリン、ガイ・ブラウンシュタイン、ミッシャ・マイスキーなどと共演を重ねている。CDはDECCA レーベルよりイザイ、クライスラー、エルンストなどの無伴奏ヴァイオリン作品集、ソン・ヨルムとのデュオでシューマン、ブラームスの作品集をリリース。
昨シーズン、Accentusからリリースされたピアニストのソヌク・キムとのベートーヴェン・ヴァイオリン・ソナタのサイクルが高評価を受け、数々の賞にノミネートされた。
使用楽器は1702年製のストラディヴァリウス「Thunis」。
PMFには初めての参加。

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