ウィーン生まれ。ジュリアード音楽院でドロシー・ディレイ、川崎雅夫に師事した後、ピンカス・ズッカーマン、アルフレッド・シュタール、ウィーンのアルフレッド・アルテンブルガーのもとで更に研鑚を積む。1990年、ニューヨークのミュージカル・アメリカによるヤング・アーティスト・アワードを受賞。97年にはパリのピエール・ランティエ国際コンクールで優勝。93年、ウィーン楽友協会ブラームスザールでリサイタル・デビュー。ソリストとしてこれまでにザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、西ドイツ放送交響楽団、ニューヨーク・シンフォニック・アンサンブル、北西ドイツ放送交響楽団、レノ・フィルハーモニック、ニューヨーク・ヴィルトゥオージ・ストリングス室内管弦楽団と共演。98年、ウィーン国立歌劇場管弦楽団及びウィーン・フィルハーモニー管弦楽団第1ヴァイオリンのメンバーとなり、2004年以降、ヴァイオリン・セクションのセクション・リーダーをつとめている。使用楽器は、1727年製ストラディバリウス"Ex Benvenuti, ex Halphen”。PMFには2013年以降10回目の参加。

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