ドワイト・パリーは、2007年の就任以来、シンシナティ交響楽団で首席オーボエ奏者をつとめている。これまでに、サンディエゴ交響楽団首席、ニューワールド・シンフォニーでフェロー、また、ニューヨーク・フィルハーモニック、シカゴ交響楽団、サンフランシスコ交響楽団、韓国放送交響楽団、ベルリン・ドイツ交響楽団で客演首席奏者をつとめる。クリーヴランド音楽院では、ジョン・マックのもと修士号を、南カリフォルニア大学では、アラン・ヴォ―ゲル、デイヴィッド・ワイスのもと学士号を取得した。
パリーはロレー・アーティストであり、協奏曲のソリスト、リサイタル、マスタークラス、室内楽への出演、後進の指導等国際的に活躍している。これまで主に、モーツァルト、グーセンス、ハイドン、バッハ、シュトラウス、バーバー、フランセの作品を演奏。22年5月、ルイ・ラングレとシンシナティ交響楽団との共演で、ギヨーム・コネソンがパリ―のために書いたオーボエ協奏曲を初演した。
シンシナティ大学音楽院では、オーボエの助教授をつとめており、インターロッケン芸術センター、南アフリカのストレンボッシュ国際室内楽フェスティバルでも教えている。18年、第12回 国際オーボエコンクールに審査員、特別アーティストとして参加。23年に再び審査員として参加予定。
PMFには初めての参加。

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