アントン・リストはプリンストン交響楽団、ニューヘイブン交響楽団で首席奏者をつとめた後、2016年よりメトロポリタン歌劇場管弦楽団の首席クラリネット奏者をつとめている。これまでに、ニューヨーク・フィルハーモニック、セントポール室内管弦楽団、グラントパーク・シンフォニー・オーケストラ、セントルークス管弦楽団、アメリカン・バレエ・シアターと演奏。室内楽奏者としては全米、ヨーロッパ、アジア各地で演奏し、ソリストとしては、メインリー・モーツァルト・フェスティバル・オーケストラ、シャイアン交響楽団、ノックスヴィル交響楽団と共演。

リストは教育活動にも熱心で、ジュリアード音楽院プレ・カレッジ、コロラド大学サマー・ミュージック・フェスティバル、ヒドゥンヴァリー・ウィンズ音楽祭、フェスティバル・モザイク、インターロッケン・アート・キャンプで教鞭をとる。西インド諸島、モントセラト音楽祭の創設メンバー。

ニューヨークで生まれ育ち、ジュリアード音楽院でジョン・マナセのもと2つの学位を取得。また、ラリー・ガイ、ジョー=アン・スターンバーグにも師事。在学中、ヴェルビエ音楽祭、PMF、アスペン音楽祭に参加。
PMFには2012年にアカデミー・メンバーとして参加以来、PMFオーケストラ・アカデミー教授としては初めての参加。

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