シンシア・コリード・ディアルメイダは、リッカルド・ムーティのもとフィラデルフィア管弦楽団の副首席オーボエ奏者を2年間つとめた後、1991年ロリン・マーゼルによってピッツバーグ交響楽団の首席オーボエ奏者に任命された。ピッツバーグ交響楽団では、アンドリュー・デイヴィス、マンフレッド・ホーネック、ロリン・マーゼル、アンドレ・プレヴィン、レナード・スラットキン、ジャネット・ソレル、ピンカス・ズッカーマンらの指揮のもと、J.S. バッハ、フランセ、ハイドン、モーツァルト、R.シュトラウス、ヴォーン=ウィリアムズなどの協奏曲を演奏。2009年、ベルリンでマレク・ヤノフスキ指揮のもとベルリン放送交響楽団とブラームスのドイツ・レクイエム作品45を共演し、ペンタトーン・レーベルに収録した。02年から20年までウェスト音楽アカデミーで教鞭をとり、その演奏はNPRの番組「Performance Today」で放送された。ラホヤ音楽祭、マールボロ音楽祭、「ミュージック・フローム・マールボロ」ツアーにも参加。カーネギーメロン大学音楽学部では1991年から後進の指導にあたり、2012年からは准教授をつとめている。メリーランド大学国立オーケストラ研究所とニュー・ワールド交響楽団で教鞭をとったほか、マンハッタン音楽院、テネシー大学、イースタンミシガン大学、サウスカロライナ大学、ソウル音楽院など米国内外の大学でマスタークラスを行ってきた。
ピッツバーグ交響楽団の教育とコミュニティー・エンゲージメント部門に参加し、ピッツバーグ地域のあらゆる会場で、若者たちを対象に演奏や講演を行っている。サラ・ヤング、ロバート・ソートン、エレイン・ドゥーヴァス、ジョン・マック、H. ロバート・レイノルズ、マックス・ルドルフに師事。パリのF. ロレー社のオーボエを愛用している。PMFには初めての参加。

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