70年代を中心に世界中のブラス・ファンを虜にした伝説の金管アンサンブル〈フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブル(PJBE)〉の偉業を継承し、21世紀のブラス・アンサンブル界をリードしていく存在を目指してトップ・プレイヤーたちが集結したドリーム・アンサンブル。トランペットの佐藤友紀、ホルンの福川伸陽、トロンボーンの青木昂、テューバの次田心平というスーパー・プレイヤーがコア・メンバーとなり、PJBEの基本スタイルである5人編成と10人編成を中心に、楽曲によって日本を代表する名手たちが加わる柔軟な編成で金管アンサンブルの多様な魅力を表現していく。
サントリーホールとアーク・カラヤン広場を舞台にした都市型音楽祭〈サントリーホール ARKクラシックス〉のレジデント・ブラス・アンサンブルとして2021年に結成。デビューCD《イージー・ウィナーズ~PJBEへのオマージュ》をエイベックス・クラシックスより2021年9月にリリース。
佐藤友紀(トランペット)
東京藝術大学卒業。第16回日本管打楽器コンクール第1位。第69回、第72回日本音楽コンクール第2位。第2回リエクサ国際トランペット・コンクール入選。第6回フィリップ・ジョーンズ国際コンクール第3位。現在、東京交響楽団首席トランペット奏者、シエナ・ウインド・オーケストラ客員契約団員。Bach Artists Japan 匠のメンバー。東京藝術大学、洗足学園音楽大学、尚美ミュージックカレッジ専門学校ディプロマ科、各非常勤講師。日本トランペット協会常任理事。
PMFには、1996年にジュニア・フェローとして、00年にはアカデミー生として、19年にはPMFプレミアム・オーケストラの一員として参加。
尹千浩(トランペット)
神奈川県横浜市出身。愛知県立芸術大学在学中にアジアユースオーケストラ、小澤征爾音楽塾、PMFに参加。その後渡米し、クリーヴランド音楽院、コルバーン音楽院にて研鑽を積む。在米中にウエストバージニア交響楽団、バークレー交響楽団入団。現在、読売日本交響楽団トランペット奏者。洗足学園大学、昭和音楽大学各非常勤講師。
PMFには、アカデミー生として2004年と2010年に参加。
福川伸陽(ホルン)
世界的に活躍している音楽家のひとり。NHK交響楽団首席ホルン奏者としてオーケストラ界にも貢献した。ソリストとして、NHK交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、大阪交響楽団など日本の主要オーケストラと共演をするほか東京六人組など室内楽のホルン奏者としても活躍している。海外では、ロンドンのウィグモアホールをはじめ、アメリカのロサンゼルスやブラジル、アジア各国でリサイタルを行うなど、世界各国からソリストとして招かれている。東京音楽大学准教授。大阪音楽大学客員教授。国際ホルン協会評議員。
PMFには初めての参加。
青木昂(トロンボーン)
東京都羽村市出身。2014年国立音楽大学卒業。在学中の2013年に東京都交響楽団に入団。18年までファースト、セカンドトロンボーン奏者をつとめ、東京メトロポリタン・トロンボーン・クァルテットのメンバーとしても活躍。19年に読売日本交響楽団首席トロンボーン奏者として移籍。国立音楽大学、昭和音楽大学、洗足学園音楽大学、各非常勤講師。アンサンブルではスライドジャパン、バックボーン・ジャパンのメンバーとしても活躍。また東京・春・音楽祭や宮崎国際音楽祭に参加。
PMFには初めての参加。
次田心平(テューバ)
2002年、京都市立芸術大学を首席で卒業し、同時に音楽学部賞、京都音楽協会賞を受賞。第24回日本管打楽器コンクール第1位。03年から日本フィルハーモニー交響楽団に在籍し、現在は読売日本交響楽団テューバ奏者として活躍している。洗足学園音楽大学准教授、昭和音楽大学、尚美ミュージックカレッジ専門学校ディプロマ科、各非常勤講師。侍ブラス、ワーヘリなどアンサンブル界でも活発な演奏活動を行っている。
PMFには、99年にジュニア・フェローとして、01年にはアカデミー生として参加。
秋田孝訓(パーカッション)
東京藝術大学卒業。クラシックからジャズ、ポップスまでジャンルを問わず幅広く活動し、またドラマーとしても多くのミュージカルなどに演奏参加している。TAMA CONCERT PERCUSSION SUPPORTING ARTIST、ASPRアーティスト。現在、洗足学園音楽大学非常勤講師、東京佼成ウインドオーケストラ打楽器奏者を経て2023年4月より東京フィルハーモニー交響楽団打楽器奏者。
PMFには初めての参加。
https://avex.jp/arkbrass/
このアーティストの出演公演
- 7月29日(土) ピクニックコンサート
- 7月30日(日) PMF GALAコンサート