アリーア・ヴォドヴォゾーヴァ(フルート/PMF2017, 18
フェルナンド・ホセ・マルティネス・サヴァラ(オーボエ/PMF2017, 19
リアナ・レスマン(クラリネット/PMF2017, 18
古谷拳一(ファゴット/PMF2017, 18
ヘリ・ユー(ホルン/PMF2017
 
パシフィック・クインテットは、2019年、ベルリン・フィルハーモニーの室内楽ホールでデビューコンサートを開催。同年、「カール・ニールセン国際室内楽コンクール2019」(コペンハーゲン)第2位入賞。21年、ドイツ経済芸術文化協会主催のコンクール「音と説明2021」優勝。
 
17年、5人の音楽家は、レナード・バーンスタインが札幌で設立したパシフィック・ミュージック・フェスティバル(PMF)で出会う。PMFでは、音楽への情熱的なこだわり、異文化交流、互いを尊重できる仲間たちから感銘を受け、バーンスタインの精神をヨーロッパに運ぶことを決心し、ベルリンでパシフィック・クインテットを結成。メンバーがホンジュラス、日本、ウクライナ/トルコ、韓国、ドイツ出身であるため、寛容であること、多様性を受け入れることに最も重きを置いて活動している。また、レナード・バーンスタインの言葉からもインスピレーションを受けている-「これは暴力に対する私たちの応えだ-音楽をこれまで以上に激しく、美しく、献身的に奏でる。」-固定観念に基づく非難や偏見への恐怖が再び強まる社会においても、異なる文化、起源、伝統のもつ豊かさがすべての人に見えるようにするために、音楽をコミュニケーションの手段として活用するようつとめている。
 
パシフィック・クインテットのメンバーは、ハンス・アイスラー音楽大学ベルリン、フェリックス・メンデルスゾーン・バルトルディ音楽演劇大学ライプツィヒ、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のカラヤン・アカデミーで学んだ。クリスティアン・ヴェッツェル、ニック・ドイチュ、クリスチャン=フリードリヒ・ダールマン、ヴェンツェル・フックスなど著名アーティストに師事。20年からはハンス・アイスラー音楽大学ベルリンで、マルティン・スパンゲンベルクに室内楽を学んでいる。
 
PMFにはクインテットして20年に参加予定であったが、音楽祭が中止となったため、3年を経て初めての参加となる。


☆「パシフィック・クインテット」からビデオメッセージが届いています!

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