北海道富良野市出身。早稲田大学卒、東京藝術大学大学院修了。スペイン・カタルーニャ高等音楽院、カステジョン高等音楽院の両修士課程修了。第1回サン・ジョヴァンニ・テアッティーノ国際ピアノコンクール第1位、2015年マルタ国際ピアノコンクール第2位、第15回ホセ・ロカ国際ピアノコンクール第3位等、数多くの賞を受賞。彼女は作曲家ニコライ・カプースチンと直接の交流を持った数少ない日本人ピアニストの一人であり、彼から作品145、作品146の2曲を献呈されている。2017年にはサルバドール・ブロトンス指揮、バルセロナ市ウィンドオーケストラとの共演でカプースチンの「ピアノ協奏曲第6番」ヨーロッパ初演を行い、現地で高く評価されている。2020年世界初録音となるCD「パスカル・ヒメノ/演奏会用リズムエチュード第1集・第2集」をALM Recordsよりリリースし、「レコード芸術」誌にて準特選版に選出。全音楽譜出版社から出版された同ヒメノ作品の楽譜では運指を担当している。2021年にはピアノデュオpiaNA名義で「1122~カプースチン4手のためのピアノ作品集~」をリリース。「レコード芸術」誌にて特選盤に選出、各種メディアで大きくとりあげられ話題となっている。最近では、NHK-FM「リサイタル・パッシオ」に出演し、2021年度のハイライト放送回にもその演奏が選出された。ヴァイオリン奏者鎌田泉、チェロ奏者石川祐支(札響首席)とのピアノトリオ、Trio MiinA(トリオミーナ)としても活動しており、小児科医・大島淳二郎氏との連携のもと、年に一度「小児がんチャリティコンサート」を札幌で行なっている。国内のみならず国際的な活動も多く、ソロから室内楽まで多岐に渡る活動を続けている。日本スペインピアノ音楽学会理事。Official website: http://www2.furano.jp/natsuki/

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