ヴァージニア交響楽団首席トランペット奏者。インディアナ州マディソン出身。1996年、ノースウェスタン大学を卒業。98年にヴァージニア交響楽団に第2トランペット奏者として入団、2010年に首席奏者に就任。これまでにソリストとしてハイドンのトランペット協奏曲やコープランドのクワイエット・シティなどを同楽団と共演。現在、クリストファー・ニューポート大学、ウィリアム&メアリー大学で後進の指導にあたっている。18-19年のシーズンには、ヴァージニア大学のシャーロッツヴィル交響楽団の講師兼首席トランペット奏者をつとめた。ウィリアム&メアリー大学では、教授・客演ソリストとして様々なアンサンブルとの演奏を録音し、15年の中国ツアーではソリストをつとめた。
12-13年のシーズンには、アトランタ交響楽団の暫定首席トランペット奏者をつとめ、その間、アトランタ交響楽団のカーネギーホール公演に出演し、グラミー賞にノミネートされたシベリウス作品のCDを含む録音に参加。著述家としても伝説的なトランペット奏者であるヴィンセント・チコヴィッツのトランペット教授法について多くの書籍に寄稿している。現在もっとも活躍するチコヴィッツの生徒のひとりとして執筆するほか、書籍の付録音源のレコーディングなども行っている。
これまでにセントルイス交響楽団、コロラド交響楽団、フォートワース交響楽団などアメリカの主要な楽団の客演奏者として出演しており、18年には、サンフランシスコ交響楽団の客演副首席奏者として4週間出演した。この間、同楽団とは南カリフォルニアへのツアー
や今後リリースされるCDの録音を行い、首席奏者としてギル・シャハムをソリストに迎えたベルクのヴァイオリン協奏曲の録音などに参加した。

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