アルバニアのコルチェに生まれ、コスティカ・タント、スピロ・トメのもと、6歳からチェロを始める。ティラナ芸術大学でガジム・ラロに、グラーツ国立音楽大学でフロリアン・キットに師事し、1998年、同大学を優秀な成績で卒業。99年から2000年までウィーン国立音楽大学でヴァレンティン・エルベンに師事した。2000年からウィーン国立歌劇場管弦楽団とウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のエキストラ奏者をつとめ、09年からウィーン国立歌劇場管弦楽団に所属。2013年からウィーン・フィルハーモニー管弦楽団メンバー。オーケストラでの活動に加え、リーツェン国際チェロコンクールで優勝。ソリストとしてヨーロッパやアジアのオーケストラに出演しているほか、ウィーン室内フィルハーモニー管弦楽団でソリストをつとめた。「アンサンブル・ヴィエナ・コラージュ」「アンサンブル・ディ・ライエ」でも演奏している。室内楽奏者としても積極的に活動し、キュッヒル・クァルテットをはじめ、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のメンバーで構成される様々な室内楽グループと数多く共演している。PMFには2回目の参加。

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