ポーランド・クラクフに生まれ、シュトゥットガルトでローランド・グラッスルとアンドラ・ダルツィンスに師事した後、ウィーンでハンス・ペーター・オクセンホーファーに師事。幼少期よりオーケストラ奏者として学び始め、故郷のユースオーケストラに入団。その後グスタフ・マーラー・ユーゲント管弦楽団およびシュトゥットガルト国際バッハ・アカデミーのメンバーをつとめた。
2008年よりウィーン国立歌劇場管弦楽団およびウィーン・フィルに定期的に客演。13年、ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団に入団し、18年まで所属した。その間、バレンシア市管弦楽団、インスブルック・チロル交響楽団、リヒテンシュタイン交響楽団、ウィーン室内管弦楽団などヨーロッパの数々のオーケストラからソリストとして招かれた。この経験を経て18年、シンフォニア・ヴァルソヴィアの副ソロ首席奏者に就任。その翌年ウィーンへ戻り、ウィーン国立歌劇場管およびウィーン・フィルに入団。オーケストラ奏者としてこれまでにロリン・マゼール、ピエール・ブーレーズ、クシシュトフ・ペンデレツキ、リッカルド・ムーティ、ダニエル・バレンボイム、サー・サイモン・ラトル、クリスティアン・ティーレマン、ダニエレ・ガッティ、ズービン・メータ、ニコラウス・アーノンクール、アンドリス・ネルソンス、マリス・ヤンソンスなどの指揮者と共演してきた。
オーケストラでの演奏と並行して、珍しい楽器編成で書かれた楽曲の演奏に特化したクラングフォルム・ウィーンや20世紀アンサンブルなど、複数の室内アンサンブルメンバーとしても活動している。
ザルツブルク音楽祭、BBCプロムス、ルツェルン音楽祭といった世界最大級のクラシック音楽祭に出演してきたほか、日本の旭川で開催された音楽祭や、フランス・ナントのラ・フォル・ジュルネなど、各地の地域的な取り組みにも多く参加してきた。バロック音楽から、これまでとりわけ真摯に研鑽と演奏実績を重ねてきた最先端の現代音楽まで幅広いレパートリーを持つ。オーディション対策と室内楽を専門とする献身的な教育者でもある。
PMFには初めての参加。