ジェレミー・ブラックは2002年にマリス・ヤンソンス(音楽監督)のもとピッツバーグ交響楽団の第1ヴァイオリン奏者として入団後、17年、第2ヴァイオリン首席奏者に就任。毎年夏にはシカゴでグラントパーク管弦楽団のコンサートマスターをつとめるほか、ミネソタ管弦楽団、ワシントン・ナショナル交響楽団、ミルウォーキー交響楽団など全米各地のオーケストラでもコンサートマスターをつとめた。12歳でシカゴ交響楽団とソリストとしてデビューし、近年ではマンフレート・ホーネック率いるピッツバーグ響とドヴォルザーク「ヴァイオリン協奏曲」、ジャンカルロ・ゲレーロ指揮のグラントパーク管とメンデルスゾーン「ヴァイオリン協奏曲」を共演している。
演奏家としてだけでなく教育者としても高く評価されており、個人指導のスタジオを構えるほか、ピッツバーグ室内楽協会の弦楽四重奏プログラム、ピッツバーグ響ユースオーケストラ第1ヴァイオリン、スリー・リバース・ヤング・ピープルズ・オーケストラを指導している。ルーズヴェルト大学、ペンシルベニア州立大学、ノースウェスタン大学で開催されたスフィンクス・パフォーマンス・アカデミー、ミッドウェスト・ヤングアーティスト音楽院など数多くの学校や大学でマスタークラスを行ってきた。
アメリカ・イリノイ州エバンストン出身。ダヴィッド・オイストラフに師事しその同僚でもあったマーク・ジンガーに師事した後、ケース・ウェスタン・リザーブ大学とクリーヴランド音楽院の共同プログラムでリンダ・チェローネ、ミシガン大学でポール・カンターに師事。使用楽器は1783年製のロレンツォ&トマーゾ・カルカッシ。
PMFには初めての参加。