ヴィオラ奏者として、オーケストラ、室内楽、ソロ、教育の分野で幅広く活動している。ウィリアム・プリムローズ国際ヴィオラコンクール、ワシントン国際コンクールで第1位を獲得した後、1993年、ワシントン・ナショナル交響楽団に入団。音楽監督レナード・スラットキンから任命され、95年から首席奏者をつとめる。以降、ワシントン・ナショナル交響楽団にソリストとして頻繁に出演している。従兄妹のニコラス・ケンドールとユミ・ケンドール、ワシントン・ナショナル交響楽団コンサートマスターのヌリット・バー・ジョセフと結成し、高い評価を得ているドライデン・カルテットのメンバーで、ケネディ・センター・チェンバー・プレイヤーズの創設メンバー。メリーランド大学で後進の指導にあたるほか、オバーリン音楽院、ピーボディ音楽院、ミシガン大学、クリーヴランド音楽院でマスタークラスを行っている。ナショナル・オーケストラ・インスティテュートの教授もつとめる。PMFには2006年以降18回目の参加。