メトロポリタン歌劇場管弦楽団の首席オーボエ奏者を長年つとめたのち、近年、ミネソタ管弦楽団の首席奏者に就任。それ以前は、シアトル交響楽団の首席奏者として録音やツアーを行い、シカゴ交響楽団、ロサンゼルス・フィルハーモニック、ニューヨーク・フィルハーモニック、フィラデルフィア管弦楽団、サンフランシスコ交響楽団でも首席奏者として客演した。室内楽にも熱心で、フィラデルフィア室内楽協会、ラホヤ音楽協会、シアトル・チェンバー・ミュージック・ソサエティ、ブルックリン室内楽協会、チェンバーフェスト・クリーヴランド、ピッツバーグ室内楽協会などに出演。また、アスペン音楽祭、ブリッジハンプトン室内楽音楽祭、ルツェルン音楽祭、マールボロ音楽祭、ザルツブルク音楽祭、サンタフェ室内楽音楽祭、サラソタ音楽祭、ドゥエ・モンディ祭、タングルウッド音楽祭など、多数の音楽祭に参加している。協奏曲におけるソリストとしての評価も高く、これまでにカーネギーホールでのメトロポリタン歌劇場室内楽アンサンブル、メインリー・モーツァルト音楽祭オーケストラ、ミネソタ管弦楽団、セントルークス管弦楽団、シアトル交響楽団、ヴェルビエ祝祭管弦楽団と共演。
ジュリアード音楽院教授。フロリダ州リン大学特任アーティスト・イン・レジデンス。指導者としても定評があり、ヒューズに師事したオーボエ奏者は、クリーヴランド管弦楽団、デトロイト交響楽団、ワシントン・ナショナル交響楽団、トロント交響楽団など多数の主要オーケストラに在籍している。カーティス音楽学校、クリーヴランド音楽院、ニューワールド・シンフォニー、イーストマン音楽院、オベリン音楽院、インディアナ大学、ミュンヘン音楽・演劇大学、ソウル大学、ストックホルム音楽大学、トロント王立音楽院など世界中の教育機関で講義やマスタークラスを行っている。PMFには2016年以来2回目の参加。