ロシアのニジニ・ノヴゴロド生まれ。2013年以降、ロシア・オペラ劇場の研修生として、セルゲイ・モスカルコフから歌唱指導を受けた。
また、アレクサンドル・ヴェデルニコフのマスタークラスにも参加。モスクワのグネーシン音楽大学(アンドレイ・グリゴーリエフのクラス)でも短期間学んだ。
16年、マリインスキー劇場のアトキンス・ヤング・アーティスト・プログラムの奨学生になった。15年の12月、グリゴーリエフはアレクサンドル・ヴェデルニコフ指揮によりボリショイ劇場管弦楽団・合唱団と共演し、スヴィリードフの「悲愴オラトリオ」のバス・パートを歌った。
16年春、ゲルギエフとマリインスキー劇場管弦楽団の南米ツアーに加わり、メキシコとチリで一連の室内楽リサイタルを行った(アメリカのピアニスト、マイラ・ファンと共演)。17年、ウラジオストクで開催された第2回極東国際音楽祭で「フィガロの結婚」のバルトロ役として出演した。
PMFには初めての参加。