レニングラード生まれ。1998年にサンクトペテルブルグのグリンカ・アカデミー・カペラ合唱学校を卒業し、その後、リムスキー=コルサコフ記念サンクトペテルブルグ国立音楽院で学んだ。
02年からマリインスキー劇場若手歌手アカデミーのソリスト、09年からはマリインスキー・オペラのソリストとして活躍。第6回リムスキー=コルサコフ若手オペラ声楽国際コンクール(サンクトペテルブルグ、2004年)に入賞。
マリインスキー・オペラとは頻繁にツアーをしている。ウィーン・コンツェルトハウスとアムステルダム・コンセルトヘボウでは、ワレリー・ゲルギエフ指揮のもとショスタコーヴィチの交響曲第14番に出演。NHKホールでは「トゥーランドット」のティムール、サントリーホールでは「トロイ人」のナルバール、カーネギーホール、ウェールズ・ミレニアム・センター、バービカン・ホールとバーミンガム・シンフォニー・ホールでは「パルジファル」のグルネマンツとして出演した。
これまでに、エクサン・プロヴァンス音楽祭、ザルツブルク音楽祭、リヨン・オペラ座、カナディアン・オペラ・カンパニーなど数々の一流の国際的な歌劇場や音楽祭から招待を受け、12年春、ロイヤル・オペラ・ハウスでは、プッチーニの「ラ・ボエーム」のコッリーネとして出演した。
PMFには初めての参加。