1999年、イギリスのブラックバーン生まれ。幼少期は地元の大聖堂の聖歌隊員として活動、エディンバラのセント・メアリーズ音楽学校を経て、イギリス王立音楽大学でオルガンとピアノを学ぶ。2020年にフランスに渡り、トゥールーズのミシェル・ブヴァールのもとでオルガンを、フィリップ・ルフェーブルに即興演奏を学ぶ。トゥールーズ地方音楽院では、ヨアン・タルディヴェルにオルガンを師事、審査員満場一致の最優秀賞を得て卒業。現在、パリ国立高等音楽院で、オリヴィエ・ラトリー及びトマ・オスピタルに師事している。
これまでに、イギリスのハンプトン・コート宮殿王室礼拝堂オルガニストをつとめたほか、フランスのトゥールーズ音楽院附属合唱団とともに演奏活動を行い、2021年からは、カヴェイエ=コル製オルガンを有するサン・セルナン大聖堂聖歌隊のオルガニストをつとめている。また、演奏の場をイギリス、ドイツ、チェコ、ポーランド、スペイン、スイスなどにも広げ国際的に活躍。トゥールーズ音楽院附属合唱団及び指揮者のマーク・オプシュタートとともにデュリュフレのレクイエムなどを録音したCDをリリースしている。
2023年9月、第24代札幌コンサートホール専属オルガニストに就任。
PMFには初めての参加。