2017年、ワルシャワのポーランド王立歌劇場の首席指揮者に就任。フレデリック・ショパン音楽アカデミーでは、アントニ・ヴィトのもとシンフォニーおよびオペラ指揮を学び、在学中にワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団との共演で指揮者デビュー。ラヴェンナで開催されたリッカルド・ムーティ・イタリア・オペラ・アカデミーにも参加。17年以降ワルシャワ・フィルハーモニー管でヤチェク・カスプシクのもとアシスタント・コンダクターをつとめている。18年にはボストン交響楽団のアシスタント・コンダクターのオーディションに招待された。また、ワルシャワで行われた第22回ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン・イースター音楽祭で指揮をした。

これまでに、第1回香港国際指揮者コンクール(2018)で3位と聴衆賞、第6回ヴィトルド・ルトスワフスキ指揮者コンクール(2016:ビャウィストク)では2位、そして第1回アダム・コピチェンスキー指揮者コンクール(2013:ヴロツワフ)では2位と特別賞を受賞した。14年には、ジェロナ・グラで行われた第1回若手指揮者国際フォーラムにポーランド代表として招待された。

17年、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団で行われたダニエレ・ガッティのマスタークラスに招待された指揮者4人の1人に選出された。18年にはアメリカのタングルウッド音楽祭に参加し、その後ポーランド共和国独立100周年記念の一環としてシンフォニア・ヴァルソヴィアとリトアニアツアーに参加。同年11月、クシシュトフ・ペンデレツキ・フェスティバルでは、ペンデレツキの85歳の誕生日を祝うオープニング・コンサートでワルシャワ・フィルハーモニー管を指揮した。

PMFには17年にコンダクティング・アカデミーに参加。PMF2020ではオープニング・コンサートの指揮者としてPMFオーケストラと共演。

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