2017年にバンクーバー交響楽団に首席トロンボーン奏者として入団。18年のアレッシ・セミナー・アジア・コンクールほか2つの国際トロンボーン協会主催のコンクールに優勝している。これまでにフィラデルフィア管弦楽団、ニューヨーク・フィルハーモニック、ニューヨーク・フィルハーモニック・ブラス・アンサンブルと演奏しており、ヤネック・ネゼ・セガン、ワレリー・ゲルギエフ、エサペッカ・サロネン、アラン・ギルバート、ヤープ・ヴァン・ズヴェーデンなどの指揮者のもと、世界各国の音楽ホールで演奏、録音に参加している。
6歳からピアノ、9歳でトロンボーンを学び始め、早くからクラシック、ジャズの両方を学ぶ。マサチューセッツ州コンウェイ出身。高校時代には、ニューイングランド音楽院のプリスクールで学んだ。ジュリアード音楽院入学前は、デイヴィッド・スポーニー、ノーマン・ボルター、アンディ・ジャッフェ、そして父であるリナート・ウェンデルにトロンボーンを学んだ。奨学金を得てジュリアード音楽院に学び、ジョセフ・アレッシに師事。

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