オーストリア出身のテノール歌手。2018-19シーズンを、ドミトリー・キタエンコ指揮、ザグレブ・フィルハーモニックのマーラーの交響曲第8番のコンサートで始めた。その後は、バルセロナのリセウ大劇場でヤナーチェクの「カーチャ・カバノヴァー」の新演出にボリス役で出演。ベルリン・ドイツ・オペラでは、グラネルトのオペラ「オシアネ」の世界初演に出演することが決まっている。エクサンプロヴァンスで行われるクルト・ヴァイルの「マハゴニー市の興亡」の新演出ではジム・マホーニー役で出演。このプロダクションはフィルハーモニア管との共演でコンサート形式でも演奏される。
ザルツブルク・モーツァルテウム音楽大学で学んだ。2007年、バイエルン国立歌劇場でプラシド・ドミンゴの代役として「パルジファル」役を歌い国際舞台に躍り出た。その後、同役でドレスデン、ハンブルク、リヨン、パリ、ブダペストのワーグナー・フェスティバルなど世界の主要な歌劇場に出演した。13年、ヴァレンシアでズービン・メータの指揮で初めてジークムント役(ワルキューレ)を歌い、メトロポリタン歌劇場では「カルメン」に出演。ドン・ホセ役は絶賛を博し、その後バーデン・バーデン音楽祭、パリ・シャトレ座、ハンブルク、バルセロナ、パリ・オペラ座、ドレスデンの歌劇場にも出演した。
俳優としても定評があり、「さまよえるオランダ人」のエリック、ローエングリン、「フィデリオ」のフロレスタン、「マハゴニー市の興亡」のジム・マホーニー、マックス、オイディプス王の演技は、その緊張感ある役作りが好評を博す。近年、アレヴィの「ユダヤ人の女」のエレアザール、トゥールーズ・キャピトル劇場で上演された「低地」のペドロ、ライプツィッヒのワーグナー・フェスティバルならびにベルリン国立歌劇場でシモーネ・ヤングの指揮のもと行われたワーグナー・ガラ・コンサートでのジークムントは高い評価を得た。
コンサート・レパートリーにも積極的に取り組んでおり、メータ、エッシェンバッハ、アントニオ・パッパーノら著名な指揮者のもと、シェーンベルクの「グレの歌」、マーラーの交響曲第8番、「大地の歌」に出演している。
PMFには初めての参加。

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