桐朋学園大学声楽科卒業。同大学研究科修了。二期会オペラ研修所修了後、文化庁在外研修員としてウィーンに留学し、ウィーン国立音楽大学研究課程修了。
オーストリア在住中、クラーゲンフルト市立劇場にてヘンツェ「若き貴族」イーダ役で欧州デビュー。その後、フォアアールベルク音楽劇場にて「魔笛」夜の女王を、ブレゲンツ音楽祭及びザンクト・ペルテン音楽祭にてオッフェンバック「青ひげ公」小姓、ロザリンデ等を演じ、現地新聞評で高い評価を受けた。帰国後2008年R. シュトラウス「ナクソス島のアリアドネ」のツェルビネッタ役で国内本格デビュー。コロラトゥーラの見事な歌唱と豊かな音楽表現が新聞や専門誌などにて絶賛され一躍注目を浴びる。とりわけ「魔笛」夜の女王役は新国立劇場をはじめ日生劇場、東京二期会等様々な舞台で高い評価を得ており、"13年新国立劇場では最も注目される歌手として取り上げられ、"18年にも出演し喝采された。ワーグナー「ジークフリート」森の小鳥、池辺晋一郎「鹿鳴館」(世界初演)顕子、R. シュトラウス「ばらの騎士」ゾフィー、「アラベッラ」フィアッカミッリ、「フィデリオ」マルツェリーネ、「ファルスタッフ」ナンネッタ、「ホフマン物語」オランピア役などで好演。第52回、第62回(2019年)NHKニューイヤーオペラコンサート、テレビ朝日「題名のない音楽会」、NHK名曲アルバムに出演。2016年、NHK交響楽団定期演奏会ではマーラー「交響曲第4番」ソリストをつとめた。 久石譲「THE EAST LAND SYMPHONY」(世界初演)新日本フィル・ワールド・ドリーム・オーケストラ2016(W.D.O)、ジルベスターコンサートなどのコンサートでも主要オーケストラや著名指揮者らと数多く共演。バッハ「ヨハネ受難曲」、ベートーヴェン「第九」、ブラームス「ドイツレクイエム」、オルフ「カルミナ・ブラーナ」など宗教曲から現代曲に至るまで好評を得ている。東京二期会会員。
PMFには初めての参加。

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