英国BBCラジオ3で「真のピアノの詩人」と絶賛されたアンドリュー・タイソンは、際だった個性を持った重要な音楽家として頭角を現している。2015年夏、スイス チューリッヒで行われたゲザ・アンダ国際ピアノコンクールで優勝すると同時にモーツァルト賞、聴衆賞を受賞。これがきっかけとなりゲザ・アンダ財団のもとヨーロッパ各地で多くの公演を行った。タイソンは、リーズ国際ピアノコンクールのファイナリストであり、指揮者マーク・エルダーとハレ・オーケストラによって新たに設けられたテレンス・ジャッド=ハレ・オーケストラ賞を受賞し、コンクール後も同オーケストラへの客演を重ねている。
アリス・タリーホールのセント・ルーク管弦楽団、シュトゥットガルトの南西ドイツ放送交響楽団、マリン・オールソップ指揮のベルギー国立管弦楽団など、北米、ヨーロッパの各地のオーケストラと共演。今シーズンのハイライトは、ウィーン・コンツェルトハウスデビューとなるハイドン管弦楽団との共演とウラディミール・アシュケナージ指揮、スイス・イタリアーナ管弦楽団との共演でショパンの協奏曲第2番を演奏する。
ブリュッセルのパレ・デ・ボザール、ニューヨークのカーネギーホールなど欧米各地でリサイタルに出演。今シーズンは、香港デビューリサイタルに加え、トゥールーズのジャコバン・ピアノ・フェスティバル、マインツのSWR2、ブダペスト芸術宮殿、リヨンのサル・モリエールでもリサイタルが予定されている。各地の音楽祭にも出演しており、今シーズンはモントルー9月音楽祭、マイアミ国際ピアノ・フェスティバルに出演予定。室内楽奏者としてもヴァイオリニストのベンジャミン・ベイルマンと定期的にリサイタルを行い、これまでにパリのルーブル美術館、ロンドンのウィグモア・ホールなどに出演。
これまでにアルファ・クラシック・レーベルから2枚のディスクをリリース。デビューCDはショパンの前奏曲全集、17年リリースの2枚目は、スクリャービンとラヴェルの作品が収録されている。
11年、ヤング・コンサート・アーティスト国際オーディションに合格し、ポールA.フィッシュ・メモリアル賞とジョン・ブラウニング・メモリアル賞を受賞。カーティス音楽院でクロード・フランクに師事。その後ジュリアード音楽院でロバート・マクドナルドに師事し、修士課程を修了するとともにアーティスト・ディプロマを得る。
PMFには初参加。