11歳でニューヨーク・フィルとの共演でデビュー以来、指揮者ではバーンスタイン、アバド、メータ、小澤、ラトル、ヤンソンス、エッシェンバッハ、器楽奏者ではスターン、ズッカーマン、ヨーヨー・マ、オーケストラではベルリン・フィル、ウィーン・フィル、パリ管、コンセルトヘボウ管をはじめ世界の著名な音楽家と共演を重ねる。アメリカの教科書や教育番組「セサミストリート」にも登場する、欧米でも最もポピュラーなクラシック音楽家として親しまれている。現代音楽の初演や新進作曲家の作品発表、委嘱プロジェクトの推進など、将来を見据えた音楽啓蒙活動も精力的に行っている。
1992年にコミュニティー・エンゲージメント活動を目的として、非営利団体「Midori & Friends」(ニューヨーク)と「みどり教育財団東京オフィス」(現:認定NPO法人ミュージック・シェアリング)を設立したのを皮切りに現在は4つの団体・プロジェクトを中心に、日米にとどまらず世界各地で行っている活動は、常に時代や社会のニーズに合わせ進化を続け、その先進性・独自性は、音楽家による社会貢献活動のロールモデルの範疇を超え、社会に幅広い影響を与えている。
今日まで南カリフォルニア大学ソーントン音楽学校弦楽学部「ハイフェッツ・チェアー」兼特別教授(Distinguished Professor)をつとめる。引き続き北京中央音楽学院名誉教授、上海音楽学院、相愛大学の客員教授、2018年度よりカーティス音楽院でも教鞭を執る。
2007年より国連 ピース・メッセンジャーとして、貧困、平和、環境、教育、女性問題など国連が掲げる多種多様な課題 に積極的に取り組む。
録音はソニー・クラシカル、ONDINE、ONYXよりリリース。ソリストとして参加した「パウル・ヒンデミット作品集」は第56回グラミー賞最優秀クラシック・コンペンディアム賞(2014年)を受賞。
使用楽器はグァルネリ・デル・ジェス「エクス・フーベルマン」(1734年作)。
PMFへの参加は1990年、第1回のフェスティバルでバーンスタイン指揮ロンドン交響楽団と共演して以降2回目となる。