2011年、応募者数225名40カ国の中、第1回シカゴ交響楽団ゲオルグ・ショルティ国際指揮者コンクールにて優勝。同響音楽監督リッカルド・ムーティのもとシカゴ響指揮研修員をつとめる。シカゴ響ではムーティをはじめハイティンク、デュトワ、デ・ワールトなど、著名指揮者の30を超える公演プログラムに携わり、イタリアを含む7都市へのツアーに同行。
これまでにミルウォーキー交響楽団、メルボルン交響楽団、シカゴ・シビック・オーケストラ、ソフィア管弦楽団(ブルガリア)などを指揮。客演指導でヒュー・ウルフ、レナード・スラットキン、マリン・オールソップ、クルト・マズアに師事する。
オペラの分野ではキジアーナ音楽院(イタリア)及びローマ歌劇場にてジャンルイジ・ジェルメッティのもとで、「コジ・ファン・トゥッテ」「カヴァレリア・ルスティカーナ」「トスカ」「修道女アンジェリカ」「セビリアの理髪師」を学ぶ。その後もムーティのもと、「オテロ」「シモン・ボッカネグラ」「ナブッコ」などイタリア・オペラを中心に学び、舞台裏アンサンブル指揮などのアシスタントを担当。ヴェルディ生誕200年にあたる2013­-14年シーズンにはシカゴ響でムーティ指揮「マクベス」公演の舞台裏アンサンブル指揮者をつとめる。
2005年、ジュリアード音楽院で指揮修士課程、2007年にはマネス音楽院で指揮専門学位を修了。在学中にオットー・ウェルナー・ミュラー、デヴィッド・ヘイズに師事し、S&Pスタンレー特待生、N. T. ミラニ特待生、マリー・パウアー賞、及びブルーノ・ワルター賞を受賞。夏期にはキジアーナ音楽院、アスペン音楽祭(アメリカ)に参加。それぞれジャンルイジ・ジェルメッティ、デイヴィッド・ジンマンに師事し、名誉ディプロマ及びエマ∙コンテスタビレ特別賞を受賞。2008年、文化庁新進芸術家海外留学制度研修員となる。
ニューヨークでは2010年から4年間、約100年の歴史を誇る92Yスクール・オブ・ミュージック・オーケストラの指揮者をつとめる。東京では2011年からオーケストラーダの音楽監督をつとめる。
PMFには初めての参加。

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