札幌交響楽団は1961年発足。北海道唯一のプロ・オーケストラとして「札響」の愛称で親しまれてきた。音楽監督は尾高忠明、首席客演指揮者はラドミル・エリシュカ。最高の音響を誇る札幌コンサートホールKitaraを本拠に定期演奏会や北海道内各地、東京での定期公演、青少年向け演奏会、夏の野外公演など年間の公演回数は約120回にのぼる。レコーディングは尾高指揮で北欧音楽シリーズ、ベートーヴェン交響曲全集、エルガー、ブルックナー等を、エリシュカ指揮でチェコ音楽シリーズを次々にリリースし、いずれも高い評価を得た。現在、尾高指揮でシベリウス交響曲全曲録音にも取り組んでおり、第2弾までを今年発売する。海外公演にも積極的で、尾高との英国公演(01年)、韓国公演(05年)、創立50周年のヨーロッパ3か国ツアー(11年)で絶賛を博した。2015年春には台湾公演を予定している。PMFへは1990年の初回以来、今回で70回目の演奏会出演となる。

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