仙台市生まれ。東京藝術大学、同大学院修士課程を経て、ベルリン芸術大学においてパスカル・ドヴァイヨン氏に師事。07年第3回仙台国際音楽コンクールにて第1位、および聴衆賞、駐日フランス大使賞を受賞。11年ベルリン芸術大学を最優秀の成績で卒業、その後ドイツ国家演奏家資格を取得。同年ミュンヘン国際コンクール特別賞受賞。
ソリストとしてベルリン響、東京響、広島響、日本フィル、東京フィル、名古屋フィル、仙台フィル、関西フィル、神奈川フィル、大響、ドイツ室内管等と共演。
日本各地でソロリサイタルを開催するほか、仙台クラシックフェスティバル、武生国際音楽祭、木曽音楽祭などに定期的に出演。CDも継続的にリリースしており、最新盤は「ショパン:後期ピアノ作品集」(フォンテック)。
室内楽活動にも積極的で、多くの著名な音楽家と共演を重ねる。特に、白井圭(vn)、門脇大樹(vc)とはトリオ・アコードを結成し、国内各地で演奏。20年10月にはベートーヴェンを収録したトリオ初のCDをリリースし、絶賛される。
これまでに、パスカル・ドヴァイヨン、ガブリエル・タッキーノ、ゴールドベルク山根美代子、角野裕、渋谷るり子の各氏に師事。東京藝術大学准教授。
PMFには初めての登場。今回のPMFでは、郷古廉とヴァイオリン・リサイタルで共演する。

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