大阪フィルハーモニー交響楽団桂冠指揮者、ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー名誉指揮者。桐朋学園で齋藤秀雄に師事。78年、小澤征爾の招きによりアメリカ・タングルウッド・ミュージック・センターに学び、同年ニューイングランド音楽院指揮科に入学。タングルウッド音楽祭でレナード・バーンスタインと出会い、以後世界各地の公演に同行、助手を務めた。
これまでにバッファロー・フィル準指揮者、エリー・フィル音楽監督、ミネソタ管音楽監督、ハノーファー北ドイツ放送フィル首席指揮者、バルセロナ響音楽監督、大阪フィル音楽監督を務め、2000年よりハノーファー音楽大学の終身正教授もつとめている。05年『トリスタンとイゾルテ』で日本人指揮者として初めてバイロイト音楽祭で指揮し、世界の注目を集めた。06年から毎年大阪城西ノ丸庭園での「星空コンサート」や、「大阪クラシック」をプロデュース、多くの聴衆を魅了している。14年には東京フィルハーモニー交響楽団のワールドツアーを指揮し各国で絶賛された。
レコーディングも活発に行い、96年「ストラヴィンスキー:『火の鳥』」と97年「展覧会の絵」が2年連続でグラミー賞ノミネート、04年にはミネソタ在住の作曲家アージェントの作品集「グイーディの館」でグラミー賞を受賞した。09年ニーダーザクセン州功労勲章・一等功労十字章受章。
PMFには1990、91、92年以来4回目の参加で、今回はPMFホストシティ・オーケストラである札幌交響楽団と共演する。

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