サンフランシスコ交響楽団の首席トランペット奏者をつとめる。カリフォルニア大学デービス校の土木工学専攻から転向し、ジュリアード音楽院を卒業。クラシックとジャズの両方の分野で活動し、これまでにヒューストン交響楽団、チャールストン交響楽団の首席奏者をつとめた。アメリカで高く評価されるオルガンとトランペットのデュオ「トッカータ・アンド・フローリッシュ」と全米ツアーを行った。ヒューストン交響楽団とは、トランペットのために編曲されたタルティーニのヴァイオリン協奏曲を演奏。ソリストとして、2010年にサンフランシスコ交響楽団でコープランドの「クワイエット・シティ」を演奏して以降、近年は、ショスタコーヴィチ「ピアノ協奏曲 第1番」、バッハ「カンタータ 第51番」、ハイドン「トランペット協奏曲」、オーケストラとコルネットのために編曲されたブラント「演奏会用小品 第2番」を演奏。リズム・セクションを加え、ジャズを取り入れた演奏会では、サンフランシスコ交響楽団をリード。ウィントン・マルサリスの映像作品「マルサリス・オン・ミュージック」にソリストとして出演した。ジュリアード・ジャズ六重奏団の創設メンバーで、ハリウッド・ボウルやプレイボーイ・ジャズ・フェスティバルにも客演。PMFにはエムパイヤ・ブラスのメンバーとして1996年に初出演し、教授としては2008年以降11回目の参加となる。

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