2000年からフィラデルフィア管弦楽団の首席ファゴット奏者をつとめる。ジュリアード音楽院で学んだ後、カーティス音楽院で前フィラデルフィア管弦楽団首席奏者のバーナード・ガーフィールドに師事した。受賞歴も数多く、18歳の時、ソリストとして、カーネギーホールへデビュー。以降フィラデルフィア管弦楽団をはじめ、ワシントン・ナショナル交響楽団、ヴァージニア交響楽団、オークランド・フィルハーモニア、札幌交響楽団など世界各地のオーケストラにソリストとして出演している。室内楽奏者としても積極的に活動しており、マールボロ音楽祭やそのツアーで演奏。ナショナル・オーケストラ・インスティテュートで定期的に演奏や指導を行うほか、カーティス音楽院とテンプル大学で教鞭をとる。これまでに、ワシントン・ナショナル交響楽団、セントルイス交響楽団、ヴァージニア交響楽団、メンフィス交響楽団の首席奏者をつとめた。PMFへはアカデミー・メンバーとして1992、93、94年に参加し、01年から教授として参加している。また、前カーティス音楽院指揮科教授のオットー・ウェルナー・ミュラーのもとで指揮を学び、09年以降、指揮者としてPMFオーケストラと共演している。PMFへは01年以降16回目の参加。

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