1984年東京生まれ。2023年4月より第6代名古屋フィルハーモニー交響楽団音楽監督に就任。私立八王子高等学校芸術コースを経て、07年東京音楽大学音楽学部音楽学科作曲指揮専攻(指揮)を卒業。指揮を広上淳一、汐澤安彦、チョン・ミョンフンなど各氏に師事。

これまでに東京交響楽団、読売日本交響楽団、日本センチュリー交響楽団などと共演し、意欲的なプログラミングと躍動感あふれる演奏で全国各地の聴衆を魅了している。海外では、イル・ド・フランス国立オーケストラ、ユナイテッド・インストゥルメンツ・オヴ・ルシリンなどと共演。オペラにおいても、細川俊夫作曲「班女」、「リアの物語」、モーツァルト作曲「後宮からの逃走」「フィガロの結婚」「コジ・ファン・トゥッテ」「魔笛」、ヴェルディ作曲「アイーダ」など目覚ましい活躍を遂げている。 

06年、東京国際音楽コンクール指揮部門において1位なしの2位(最高位)に入賞。その他、15年渡邉暁雄音楽基金音楽賞、第64回神奈川文化賞未来賞、16年第14回齋藤秀雄メモリアル基金賞、第26回出光音楽賞、第65回横浜文化賞文化・芸術奨励賞を受賞。

11年、名古屋フィルハーモニー交響楽団指揮者就任。その後、同団正指揮者をつとめる。14年には神奈川フィルハーモニー管弦楽団常任指揮者に就任。現在、札幌交響楽団正指揮者、オーケストラ・アンサンブル金沢パーマネント・コンダクター、三重県いなべ市親善大使、東京音楽大学作曲指揮専攻(指揮)特任講師。

PMFには07-09年にアシスタント・コンダクターとして参加して以来、4回目の参加。

 

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