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PMF Founded by Leonard Bernstein PMF MUSIC PARTNER
2023年9月 - vol. 103
 
PMF2023ご支援の御礼

厳しい暑さが和らぎ、札幌の街はすっかり秋の装いです。
今年の夏、多くの皆様のおかげでPMF2023を開催し、無事に終了することができました。心から感謝と御礼を申し上げます。

今回は新型コロナの5類感染症移行により、以前とほぼ同じ音楽環境で教育プログラムやコンサートを実施しました。主催者として喜ばしいことです。一方で、PMFが始まった頃とは大きく変化したこともあります。深刻化する地球温暖化で、PMFの原風景ともいえるピクニックコンサートは暑さ対策が大きな課題となっています。

今、この夏を振り返り、改めて感じたことは、PMFは続くものではなく、続けさせていただくものということです。

写真:コンサートの様子

1990年から現在までPMFが継続できたのは、企業・団体・個人の皆様による、あたたかいご支援があるからに他なりません。
そして、レナード・バーンスタインの存在です。彼が創設したからこそ、PMFには一流の音楽家たちが集まり、プロを志す若者たちが世界中からアカデミー・オーディションを目指します。

後半のPMFオーケストラを率い、ブルックナーの9番に挑んだトーマス・ダウスゴ―はインタビューで「バーンスタインが指揮をするのを見て衝撃を受け、感動しました。私の原点です。」と語っています。

写真:PMFオーケストラ、トーマス・ダウスゴ―

生身のバーンスタインを知る人が少なくなる中、成熟する日本の社会で、グローバルな視点をもちながら、毎年、音楽を通じて20代の若者たちを育てること。彼の想いと情熱をしっかりと伝えることを使命と考え、これからも力を尽くしてまいります。

11月にはPMF2024アカデミー・オーディションの募集がスタートする予定です。

国際教育音楽祭PMFをどうぞよろしくお願い申し上げます。

公益財団法人 パシフィック・ミュージック・フェスティバル組織委員会

 

ご寄付はアカデミー生の渡航費と教材費に
PMF2023 オフィシャル・サポートの御礼

オフィシャル・サポートは1,000円を1口として毎シーズン募集する個人寄付です。PMF2023も多くの方からご寄付を賜りました。
あたたかい気持ちとご支援に心から御礼を申し上げます。この場をお借りして今シーズンのご報告をさせていただきます。

1,000円の大きな力!PMFの音楽教育と感動に直結するPMFオフィシャル・サポート(個人寄付)の状況/PMFオフィシャル・サポート(2013〜2023) 31,499,145円/PMF2023 オフィシャル・サポート(受付中) 3,602,000円
ご報告 PMF2023 オフィシャル・サポート

海外から参加したアカデミー生の渡航費(約22万ドル)の一部、国内在住者を含むアカデミー生(74人)がオーケストラと室内楽で使用した楽譜・楽器の費用全額として使わせていただきました。
PMFの特色あるプログラムは、世界中から集まる若手音楽家でPMFオーケストラを結成することから始まります。
昨年からの物価高騰に加えて、今年は円安の影響でアカデミー関係予算が厳しい状況でした。寄付者の皆様、本当にありがとうございました。

ご寄付の使途(内訳)/1.航空運賃(国際線) 1,795,714円/2.楽譜(購入) 292,740円/3.楽譜(レンタル) 1,059,746円/4.楽器(レンタル) 453,800円/1〜4の合計 3,602,000円

ご寄付は税額控除(寄付金特別控除)の対象となります。
10月から順次、寄付金受領証明書などを郵便で発送いたします。

 
ミュージック・パートナー特別企画/情熱+感動=持続可能性 What Drives Your Passion?/メインスポンサーに聞く情熱の理由/第4回 株式会社ヤマハミュージックジャパン

「情熱+感動=持続可能性」がコンセプトの特別企画「情熱の理由」は最終回。ここに来て学んだことは、情熱と感動の源泉は“多様性”ということです。バーンスタインの想いを体現するPMFオーケストラも同じだと感じます。
今回は株式会社ヤマハミュージックジャパンをご紹介します。
第1回からヤマハ株式会社/株式会社ヤマハミュージックジャパンとしてPMFをご支援いただいています。その持続的なご支援の理由に加え、ヤマハという企業がもつ情熱や持続可能性の取り組みなどについて担当者にお聞きしました。

第4回 株式会社ヤマハミュージックジャパン
ロゴ:YAMAHA
PMF ミュージック・パートナー担当者

3つの「情熱の理由」をお聞きする前に、企業のご紹介をお願いします。

ヤマハミュージックジャパン(事業企画部ご担当者)

株式会社ヤマハミュージックジャパンは、日本国内において楽器・音響機器をはじめとする幅広い製品、「音・音楽」に関わるサービスをお客様に提供しています。
「人と音・音楽が交わる場」のプロフェッショナルとして、多くの人が共感し参加できる環境・体験を創出し、人びとのより豊かな暮らしのために新たな価値を提案してまいります。

情熱の理由1

特別協力に始まり、グランドパートナーズを経て2015年からPMFメインスポンサーです。なぜ、30年以上も様々なかたちでPMFをご支援くださるのですか?

ヤマハミュージックジャパン(事業企画部ご担当者)

ヤマハは企業理念「感動を・ともに・創る」のもとで、「世界中の人々のこころ豊かなくらし」の実現を目指しています。「音楽教育を通じて世界の平和に貢献したい」というバーンスタイン氏の願いと情熱に共感し、PMF組織委員会の皆様とともに、若手音楽家の育成や芸術文化の発展・向上に取り組んでまいりたいと考えているからです。

情熱の理由2

「音楽と平和」というPMFの主旋律に共感いただき、ありがとうございます。
様々なことに挑戦されており、それが製品やサービスなどに表現されていると感じます。人への思いやり、好奇心、エレガンスをもちながらも、しなやかでタフな企業だと思います。ヤマハがトップランナーとして走り続ける情熱の理由を教えていただけますか。

ヤマハミュージックジャパン(事業企画部ご担当者)

ヤマハは、ブランドプロミス“Make Waves”のもと、お客様の心に響く製品・サービスの提供を通じて、お客様それぞれの挑戦への勇気や情熱を応援し続ける企業でありたいと考えています。そして、ヤマハブランドをいっそう磨き上げ、「なくてはならない、個性輝く企業」になることを目指しています。

情熱の理由3

社会や地球環境などの持続可能性について、ヤマハがどのような取り組みをされているか知りたいです。

ヤマハミュージックジャパン(事業企画部ご担当者)

ヤマハグループは「世界中の人々のこころ豊かなくらし」を目指し「かけがえのない地球環境」「平等な社会と快適なくらし」「心潤す音楽文化」「互いに認め合う多様な人材」を大きな柱として持続可能な社会への取り組みを行っています。
環境への取り組みとしては、楽器や音響製品に使われる木材を持続可能な形で調達する仕組みの構築に注力しており、例えば、クラリネットに使われるアフリカン・ブラックウッドでは、原産地タンザニアのコミュニティと連携して植林活動を進めています。
音楽文化の普及・発展への取り組みとしては、新興国の学校教育に器楽教育を普及する「スクール・プロジェクト」を進めており、現在までに7ヵ国で200万人を超える子どもたちに器楽学習の機会を提供し、楽器演奏を楽しむ環境づくりを支援しています。

PMF(ミュージック・パートナー担当者)

きれいごとではできません。とても素晴らしい取り組みです。
クラシック音楽には、立場の違い、多様な視点や考え方などが意識されながらも、皆で同じものに関心を寄せるという面白さ、ワクワク感があると思います。PMFはヤマハと価値観を共有し、クラシック音楽の未来を創っていきたいと考えております。最後にひと言、PMFにメッセージをお願いします。

ヤマハミュージックジャパン(事業企画部ご担当者)

PMF2023の開催が、世界中から集まったアカデミー生と市民の皆様にとって素晴らしい経験と思い出となりますよう、そして、これからもPMFが世界の若手音楽家を育む国際教育音楽祭として末永く続いていかれますよう、心よりお祈りしております。

PMF(ミュージック・パートナー担当者)

ありがとうございました。4回に渡ってご紹介してきました、アインホールディングス、イオンワンパーセントクラブ、三井不動産、ヤマハミュージックジャパンのPMFメインスポンサー4社は、各業界・分野のトップランナーです。企業理念や目的という使命を果たすために、文字どおり“命を使って”日々努力されています。ご支援いただけることを大変光栄に思います。
バーンスタインが最後の時間を教育に捧げることを決意したように、PMFもクラシック音楽の人材育成と芸術文化の普及発展に尽くしてまいります。これからは私たちが、PMFに参加するアカデミー生やアーティストたちを通してバーンスタインのことを世界に発信しなければなりません。
メインスポンサーによる大きなご支援のおかげで、今年も国際教育音楽祭PMFとしてのレベルや環境を持続し、来年に向けて新たな一歩を踏み出すことができます。改めて深く御礼を申し上げます。

ヤマハ広告
PMF2023をご支援いただき、本当にありがとうございました!
 
現場の頻出語をランダムでご紹介!PMFのあいうえお
お:オリジナルTシャツ

PMFとファンをつなぐ、大切なコミュニケーショングッズ。「ありそうでない、PMFだけのオリジナルデザイン」を目指し、開催地・札幌で活躍中のデザイナーとコラボレーションしている。

昨年からは両袖にメインスポンサーのロゴマークを配したバージョンが登場。アウトリーチコンサートをはじめ、ホールで開催する演奏会の衣装としてもアカデミー生やアーティストが着用する。

写真:演奏会の様子
 
地域によっては最高気温が30℃以上の真夏日が約3ヵ月も続いた今年の夏。会場や公式ウェブサイトなどで多くの方にご購入いただいた。
 
10月13日(金)入荷/猛暑や資材不足などの影響で調達に時間がかかりましたが、SサイズとMサイズがもうすぐ入荷!今回の在庫が無くなり次第、PMF2023オリジナルTシャツの販売は終了となります。これからの季節はカーディガンなどと合わせて体温調節アイテムとしていかがでしょうか?
 
 
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公益財団法人 パシフィック・ミュージック・フェスティバル組織委員会

[Webサイト] https://www.pmf.or.jp/
〒060-0052 北海道札幌市中央区南2条東1丁目1-14 住友生命札幌中央ビル1階
TEL : 011-242-2211(平日 10:00〜12:00/13:00〜17:00)  FAX : 011-242-1687
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