豪華なゲストアーティストと祝うコンサート

札幌コンサートホールKitaraでの最終日を締めくくるPMF GALAコンサートも今年で3回目を迎えます。第1部は、クラシックのさまざまな名曲を散りばめた宮沢賢治作「セロ弾きのゴーシュ」を名取裕子(朗読)、セルゲイ・アントノフ(チェロ)、小山実稚恵(ピアノ)の豪華布陣でお届けするほか、雅楽界の彗星、東儀秀樹の篳篥(ひちりき)やセルゲイ・ナカリャコフのトランペットとPMFオーケストラとの共演、会場全体で歌う恒例の「PMF賛歌~ジュピター~」など、クラシックの楽しさを存分に肌で感じることのできる内容となっています。
続く第2部は、指揮者佐渡裕とPMFオーケストラによるプログラムCのコンサート。今年のアカデミー生が積み重ねてきた練習の集大成でもあります。「ロココの主題による変奏曲」でソリストをつとめるのは、チャイコフスキー国際コンクール優勝者セルゲイ・アントノフ。確かな技術に裏打ちされた演奏に期待が高まります。そしてショスタコーヴィチの「交響曲第5番」の荘重で華やかな終楽章は、まさにGALAコンサートのフィナーレにふさわしい響きとなることでしょう。週末の午後、華やかなコンサートにふさわしく、ドレスアップしてお越しになってみませんか?