HOME > はじめてのPMF > 有名な曲を聴いてみよう!
クラシック音楽はほとんど聴いたことがない、という方でも、いたるところで耳にするBGMなどで、意外と頭に残っているメロディがあるかもしれません。また、聴いたことはなくても、一度聴くと印象に残るようなフレーズもあります。
PMFでは毎年いろいろな曲が演奏されますが、このページでは、PMF2019で演奏する予定の曲から、映画やCMなどで有名な曲や、おすすめの曲をいくつかご紹介します。お気に入りの曲がありましたら、ぜひコンサート会場で、これらの曲を「生で」聴いてみてください!
※こちらはPMF2019のコンサート情報を元としたアーカイブページで、現在はご試聴いただくことができません。
映画『アンナ・カレーニナ』『殺したいほど愛されて』で使われていたことは知らなかった方でも、第1楽章の主題(無料試聴コーナーだと6分33秒あたり~)は絶対にどこかで聴いたことがあるのではないでしょうか。実は、BGMで最もよく使われるのは、ヴァイオリン独奏が終わってオーケストラの全合奏となる部分なのですが、第2楽章の憂いを帯びた美しい旋律、第3楽章の躍動感と、ヴァイオリンの魅力が余すところなく表現された名曲ですので、ぜひ全曲を通して聴いてみてください。PMF2019では、今、国内外で最も注目されている若手ヴァイオリニストのひとり、郷古廉(ごうこ すなお)とPMFオーケストラとの共演をぜひお聴きください!
ドヴォルザークの交響曲と言えば第9番「新世界より」が圧倒的に有名ですが、第8番も情緒にあふれ、どこかのどかさを感じさせる名曲で、大変人気があります。『モルダウ』でおなじみスメタナ同様、ボヘミア(現在のチェコの一部)の民族色をふんだんに取り入れたメロディーは、耳に親しみやすく、これからクラシック音楽をいろいろ聴いてみよう、という方にはとてもオススメです。PMF2019では、昨年オープンした札幌文化芸術劇場hitaruでのデビュー公演「PMF hitaru スペシャル・コンサート」でメインプログラムとして演奏します。
オーケストラとソリストが共演する「協奏曲」の多くは、ソリスト1人とオーケストラが対峙するスタイルですが、この曲には4人のソリストが登場し、特に第3楽章では匠の技を披露し合います。PMF2019では、世界的なホルンの名手、ラデク・バボラークがホルンを吹きつつ札幌交響楽団を指揮し、残り3人のソリストをベルリン・フィルのメンバーがつとめるという豪華な布陣。各楽器の柔らかく温かみのある音色をお楽しみください。