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4月1日の内閣総理大臣談話によると、新元号「令和」は万葉集にある「初春の令月にして 気淑く風和ぎ 梅は鏡前の粉を披き 蘭は珮後の香を薫す」という文言から引用されたもので、この「令和」には“人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ”という意味が込められています。
1990年に創設されたPMF札幌にとって、2019年は新しい10年紀のスタート。そこで、今回は音楽とともに“芸術元年”を楽しむアイテムをご紹介します!
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オーケストラもコーヒーも“ブレンド”だから広がる
丸美珈琲店 PMFブレンド [LBスペシャル]
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「PMFブレンド」は25回記念の2014年に誕生しました。国や言葉、文化の違いを越えて、ひとつの響きを奏でるPMFオーケストラの醍醐味をコーヒーで表現するのが「PMFブレンド」です。
プロデュースしているのは、テイスティング世界3位、焙煎技術日本一に輝いた丸美珈琲店オーナーの後藤栄二郎さん。昨年、レナード・バーンスタイン(LB)の生誕100年を記念して企画し、大好評につき販売期間終了を待たずに完売となったブレンドの特別版 [LBスペシャル] を今夏も期間限定で再販します!
焙煎と鑑定のスペシャリストである後藤さんはグアテマラ、コスタリカ、ホンジュラスなどに自ら赴き、現地の農園から豆を直接仕入れて焙煎しています。「PMFブレンド」を楽しむことはコーヒー豆の作り手を応援することにもつながります。この夏、少し贅沢なコーヒーを味わいませんか?
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薄焼きクッキー3枚重ねとチョコレートが奏でるハーモニー
KINOTOYA ラララ・クッキー
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札幌で知らない人はいない「きのとや」。新元号「令和」の意味“Beautiful Harmony(美しい調和)”を感じながら、大切に味わってほしい「ラララ・クッキー」をご紹介しましょう。
北海道の原材料にこだわり、薄焼きクッキーを3枚重ねてチョコレートでコーティングした手間をかけたプレミアムクッキーです!
価格は5個入り1,026円(税込)。限定品につき【新千歳空港店】と【オンラインショップ】のみでの販売となっています。
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上質だからこそ満足できます。仕事や子育て、趣味やボランティアなど、いきいきと活動する忙しい女性の平日のご褒美として味わうスタイルを提案します。「PMFブレンド」を飲みながら、ウィークデーの5日間を乗り切るマイルストーンにするという具合に、プレミアムなクッキーを楽しく堪能してみませんか?
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7月22日のPMF豊平館コンサートで
「PMFブレンド」と「ラララ・クッキー」を提供!
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ご好評につきチケットが完売の「PMF豊平館コンサート」で、ご来場の皆様に丸美珈琲店の後藤栄二郎さんが淹れる「PMFブレンド」とKINOTOYAの「ラララ・クッキー」をご提供いただくことになりました!
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会場となる「豊平館」は明治政府が建てた唯一のホテル。工事完了直後に明治天皇行幸の際の行在所になったのをはじめ、大正天皇と昭和天皇が皇太子の時に行啓された由緒ある建物です。
そんなプレミアム空間で、PMFアカデミー生による室内楽とともに、華やかな香りと調和のとれた味わいが心地よく広がるブレンドコーヒーとKINOTOYAの思いと技術を集大成した上質なクッキーで“Beautiful Harmony”を味わいましょう!
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もうすぐ入荷!PMF2019 オリジナルTシャツ
デザイナーの門間友佑さんが「30」をヴァイオリンとホルンでポップに表現。PMFオーケストラやアーティスト、スタッフがユニフォームとしても着用します。生地色は縁起の良い“ロイヤル”ブルーです!
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素敵なあの人に“音楽のある生活、音楽のある人生”を語っていただく「私のミュージック・ライフ」。3回目のゲストは、音楽をはじめコンテンツビジネスに欠かせない著作権法や知的財産権法に精通した数少ない弁護士として、また、その優れたコメント力でTBS「ひるおび!」のレギュラー、フジテレビ「Mr. サンデー」のご意見番として活躍中の八代英輝さんです!
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どんな時に音楽を聴きますか。
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職場まで車を運転しているときはピアノのソロ曲を聴いています。
ジムで運動するとき、ランニングの時などはアップテンポの曲を聴いています。
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いちばん好きなクラシック音楽を教えてください。
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1曲あげるなら思い出深い曲として、ボロディン作の歌劇『イーゴリ公』中の「韃靼人(だったんじん)の踊り」ですね。CM曲などで一般にも馴染みの深いメロディが特徴ですが、私は中学校の全日本吹奏楽コンクールの自由曲として1年近くこの曲を必死で練習した思い出があります。結果は残念ながら銀賞でしたが、今でもこの曲を聴くと中学校時代にタイムスリップしたかのような懐かしい記憶がよみがえります。
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これまでの人生で音楽に助けられた経験、
もしくは音楽があって本当に良かったと思った瞬間は。
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札幌で裁判官になりたての頃、罪や業、人間のむき出しの感情や欲望に直面して人間不信になりかけた時期がありました。そんな折にふと目にした映画『ピアノ・レッスン』とマイケル・ナイマン作曲の主題曲「The Piano」は様々な苦難に直面しながら生きようとする人間の力強さを教えてくれました。心が洗われるような新鮮な気持ちで仕事に向き合える活力となりました。
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30回記念の国際教育音楽祭PMFに
メッセージをお願いします。
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中学生の時、音楽の授業で何を習ったかはおぼろげな記憶が残るのみですが、バーンスタイン&ニューヨーク・フィルの来日公演でショスタコーヴィチの「交響曲第5番」をスコア片手に聴きに行った時の感動は今でも鮮明に残っています。自分自身の経験からも幼少期、青年期に良質の音楽に出会えることは子供の情操教育の上でとても大事なことだと感じます。国際教育音楽祭PMF札幌にはこれからも聴いた人の心に住み続ける良質な音楽を提供してくれることを期待しています。
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【追加公演】 エッシェンバッハのピアノが聴ける!
デュオ・リサイタルのチケット発売
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PMFプレミアム・コンサートで「マーラー8番」を指揮するクリストフ・エッシェンバッハ。彼の音楽キャリアは優れたピアニストとして国際的に名声を馳せたことから始まりました。
何とこのたび、マエストロが見出したフルートの新星、スタティス・カラパノスと共演するデュオ・リサイタルの開催が急遽決定。優れた音響のKitaraでピアノとフルートによる完全アコースティックの“音楽浴”をお楽しみください!
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エッシェンバッハ&カラパノス デュオ・リサイタル
日時 |
7月17日(水) 14:00 開演 |
会場 |
札幌コンサートホール Kitara(小ホール) |
料金 |
指定席 4,000円 U25(指定席)2,000円 |
チケット発売
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PMFフレンズ(賛助会員) |
6月7日(金)12:00(正午)〜
※会員割引あり |
プレイガイド(一般) |
6月8日(土)10:00〜 |
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セレンディピティの予感
思いがけない幸運をつかむ一期一会のオーケストラ
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難関のオーディションに合格し、PMF2019で学ぶアカデミー生は世界27ヵ国・地域出身の100人(平均年齢24.1歳)。
今年のPMFオーケストラは幸運です!レナード・バーンスタインの愛弟子で『音楽は人生を変える力を持つ』と強く信じ、教育をライフワークとしているマリン・オルソップが再来し、メンバーたちが出会って間もない瑞々しいオーケストラを指導するから。そこに、アカデミー生と同年代のヴァイオリニストで、PMFデビューとなる郷古廉(ごうこ・すなお)も加わり、指揮者とソリスト、オーケストラは刺激し合って音楽性を高めていくことでしょう。
フェスティバルに参加するため、偶然に出会う音楽家たち。今シーズンのオーケストラ・アカデミー生の滞在期間は35日です。その時は彼らが20代で持つ総時間の100分の1以下という短いもの。だからこそ、人との出会いを大切にし、切磋琢磨するなかで、一期一会のPMFオーケストラは思いがけない幸運をつかむことができるのです。
30年前の夏、バーンスタインが人生の最終楽章でスコープした国際教育音楽祭の理念は、新時代において、ますます本領を発揮すると信じています!
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PMFオンラインサービスでチケット好評販売中!
マリン・オルソップ × 郷古 廉 × PMFオーケストラの演奏を楽しめる
PMF GALAコンサート
日時 |
7月14日(日) 12:00 開演 |
会場 |
札幌コンサートホール Kitara |
出演 |
マリン・オルソップ(指揮)
郷古 廉(ヴァイオリン)
PMFヨーロッパ
(ウィーン・フィルとベルリン・フィルのメンバー)
PMFオーケストラ ほか |
曲目 |
チャイコフスキー:
ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35
R. シュトラウス:
歌劇「ばらの騎士」組曲 作品59 ほか
※第1部は室内楽・声楽曲が中心のプログラム
※第2部はPMFオーケストラ演奏会
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料金 |
S席 7,000円 A席 6,000円 B席 5,000円
C席 4,000円 U25(B席・C席)3,000円 |
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今夏のハイライトとなるPMFオーケストラの演奏曲目を業界屈指の音楽評論家たちが解説します。2回目は山田治生さん。
楽曲の背景やエピソード、音源でしっかり予習すれば、コンサート当日の楽しさや感動がグーンと広がります!
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ジョン・アダムス(1947年生まれ)は、現代アメリカを代表する作曲家。ミニマル・ミュージック(音型やリズムを何度も反復させる音楽)の作曲家として知られているが、とりわけ、オペラのジャンルでの活躍が著しい。「ショート・ライド・イン・ア・ファスト・マシン」は1986年の作品。高速のスポーツカーに乗車した経験が反映されている。音楽は、約4分間、ノン・ストップで疾走する。途中からトランペットなどがファンファーレを吹奏。
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1877年、ピョートル・チャイコフスキー(1840〜93)は、支援者であるフォン・メック夫人の援助を受けて、ロシアを離れ、イタリア、スイスへの旅に出た。1877年の暮れにイタリアのサンレモで交響曲第4番を完成させた彼は、翌年2月に歌劇『エフゲニー・オネーギン』を書き上げ、3月にスイスのレマン湖のほとりでこのヴァイオリン協奏曲の作曲に取り掛かり、わずか1か月で完成させた。つまり、ヴァイオリン協奏曲は、チャイコフスキーの創作のなかで最も充実していた時期に書かれたといえる。
第1楽章では、短い序奏の後、独奏ヴァイオリンが第1主題を提示。この第1主題は後にフル・オーケストラによって堂々と奏でられる。第2楽章ではチャイコフスキーらしい哀愁に満ちた旋律が聴ける。第3楽章の第1主題はロシアの民俗舞曲風。
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セルゲイ・プロコフィエフ(1891〜1953)は、早くから才能を示し、モダンな作風でロシアの音楽界に衝撃を与えていた。しかし1917年に完成されたこの「古典交響曲」は、一転して軽妙な作風を示し、周囲を驚かせる。表面的には古典の装いであるが、その実は、意表を衝く和声進行や転調、拍の変化など、現代的なユーモアの感覚に貫かれている。
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「ばらの騎士」は、ドイツの作曲家、リヒャルト・シュトラウス(1864〜1949)のオペラの中で最も人気の高いものといえるだろう。オペラの舞台は18世紀のウィーン。若い貴族オクタヴィアンと不倫関係にあった元帥夫人は、ゾフィーという若い娘の出現により、オクタヴィアンから身を引くというストーリー。この組曲は、指揮者アルトゥール・ロジンスキが編曲したといわれ(楽譜には明示されていない)、前奏曲、銀のばらの献呈場面、オックスのワルツ、最後の元帥夫人、オクタヴィアン、ゾフィーの三重唱などハイライトが収められている。一番の聴きどころは、三重唱のシーンに違いない。
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