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今月号から新連載「私のミュージック・ライフ」がスタートします。コンセプトは“音楽のある生活、音楽のある人生”。各界で活躍中の素敵なあの人が語る“ミュージック・ライフ”をどうぞお楽しみに!
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どんな時に音楽を聴きますか。
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私の生活は音楽とともにあります。通勤電車の中、研究室で専門書を読みつつ、あるいは仕事場で原稿を書きながら…ジャンルはさまざまですが、音楽のない生活は考えられません。でも、クラシック音楽は特別なとき、週末や夜、寝る前など、仕事から離れてくつろいで自分自身に戻れるときに、じっくり耳を傾けて聴いてます。
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いちばん好きなクラシック音楽を教えてください。
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シュニトケ:合奏協奏曲 第1番
子どもの頃からなぜか古典より近代、現代の作曲家が好きで、中学のときはメシアンばかり聴いてました。でも、逆に大人になってから『私って背伸びしすぎてない?』といろいろ聴く中で、「これだ」と心から好きになれたのがシュニトケです。古典風味なロマンチックなメロディーもあり、その中に聴いたこともない音が突然混じってドキリとし…シュニトケには音楽の魅力のあらゆる要素が詰まっていると思います。ソ連時代のシュニトケを当時の西側世界に紹介してくれた偉大なヴァイオリニスト、ギドン・クレーメルにも感謝してます。
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これまでの人生で音楽に助けられた経験、
もしくは音楽があって本当に良かったと思った瞬間は。
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亡父が大きな病気をしたあと、いっしょにニューヨークに出かけ、退任が決まっていた小澤征爾氏指揮のボストン交響楽団の演奏をカーネギー・ホールで聴きました。長旅で父の疲れが心配でしたが、1曲目のラフマニノフのピアノ協奏曲第1番の冒頭が始まった瞬間、あまりの馥郁たる音に隣の席の父親が思わず『おおっ』と小さなため息を。来てよかった、音楽があってよかったと心からうれしさがこみ上げてきました。
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30回記念の国際教育音楽祭PMFに
メッセージをお願いします。
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北海道育ちの私が、小学校低学年のとき、はじめてクラシックを生で聴いたのは、たしか今はない中島スポーツセンターで開催されたイ・ムジチ合奏団の公演。曲目はもちろん「四季」。その音のきらびやかさに子どもながらに感動したのを覚えてます。その後、PMFが札幌で開催され、多くの市民、とくに若い人や子どもに音楽のすばらしさを伝え続けてくれているのはうれしい限りです。音楽は人を癒し、人に生きる力を与えます。今後もPMFがずっと続きますように!
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30回記念は2デザイン×2カラー展開!
【予約開始】 PMF2019 オリジナルTシャツ
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創設から30回目を迎える今シーズンのPMF2019。アニバーサリー・シーズンを彩る新作デザインのTシャツを発表します!
PMF2016から始まったコレクションは今回で4作目となります。デザイナーは札幌で活躍する若手グラフィックデザイナーの門間友佑(もんま・ゆうすけ)さん。
何と、PMF2019オリジナルTシャツは2デザイン×2カラー展開。どちらもPMFだけのオリジナルデザインです。
3期連続で増産&完売御礼の大人気グッズは、今期はご用意する総数をコレクションスタート時の約2倍に増やす計画。6月初め頃のお届けで通販予約をスタートします!
在庫が無くなり次第、販売終了となります。あらかじめご了承ください。
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素材:綿100%
生地メーカー:United Athle (生地の仕様はPMF2016から同じです。)
サイズ:S、M、L、XL
販売価格:1,000円(税込)
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PMF2019 オリジナルTシャツ 通販予約スタート!
【6月1日以降のお届け】
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フレンズ会員には割引率や配券でご支援に応えます!
PMF2019 チケット発売
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PMFフレンズ(賛助会員)の先行予約まで10日を切ったPMF2019チケット発売。音楽祭にとってフレンズ会員の皆様は大切な存在です。高い割引率、販売座席の配券や枚数など、会員特典とサービスで、あたたかいご支援に応えます!
もちろん、今からでも新規ご入会・ご継続・再入会が可能です。皆様のご入会をお待ちしています。
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PMF2019 フレンズ(賛助会員)チケット先行予約
4月7日(日)10:00〜
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PMFフレンズ(賛助会員)
年会費 |
3,000円(税込) |
会員特典 |
チケット先行予約・割引・会員限定のセット券 公式プログラムの進呈 オープンリハーサル&教育セミナー無料 ほか |
有効期間 |
2019年4月1日〜2020年3月31日 |
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フレンズ会員にもれなくプレゼント
特製ブックマーカー(しおり)
本のページをめくるたびに
PMFの風景とバーンスタインが登場!
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“札幌”はPMFのアイデンティティ
パシフィック・ミュージック・フェスティバル札幌
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1990年の夏、20世紀のクラシック音楽界を代表するマエストロだったレナード・バーンスタインは、人生の最期に大きな夢を叶えました。念願だった国際教育音楽祭パシフィック・ミュージック・フェスティバルのアジア創設です。彼の旅立ちと引き換えに、新たな歴史が始まったPMF。
“若い音楽家たちを育て、多くの人と感動を分かちあいたい”という彼の精神は開催地・札幌を舞台に、しっかりと受け継がれています。
札幌市はPMF創設の2年後に平和都市宣言を行っています。また、札幌市は文化芸術の多様な表現に代表される創造性を生かし、産業振興や地域の活性化といった“まちづくり”を進める国際都市です。
多くの人が注目する札幌のグルメと言えば、ラーメンにスープカレー、締めパフェですね。同じように、“平和”の意味を名称に持つPMFも名実ともに札幌を代表する芸術文化事業です。PMFにとって札幌は音楽祭のアイデンティティに他なりません。
PMFと札幌の可能性を積極的に発信し、未来を共有するため、今シーズンから正式名称を「パシフィック・ミュージック・フェスティバル札幌」に変更します。これからもPMFと札幌にご注目ください!
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