PMF Founded by Leonard BernsteinPMF MUSIC PARTNER 2018年2月号 vol. 40
 

PMF2018 フレンズ会員募集中!
〜先行予約でチケットを“早く、安く”〜

PMF2018フレンズ入会案内パンフレット PMF2018フレンズ入会案内

1992年にスタートした「PMFフレンズ」。
世界から集まる若手音楽家の成長する響きを応援しながら、コンサートをお楽しみいただく賛助会員制度です。
今シーズンも魅力的な会員特典を企画しました。皆様のご入会をお待ちしております!

PMF2018 フレンズ(賛助会員)

年会費

3,000円(税込)

募集期間

2018年2月9日〜2018年6月30日

有効期間

2018年4月1日〜2019年3月31日

チケット会員先行予約 4月8日(日)10:00〜

NEW 送料無料!
PMF2018 フレンズ(賛助会員)のロゴと会員証
PMFを応援する「PMFフレンズ」
 

PMF2018 オフィシャル・サポートのお願い
〜教材費の約70%を個人寄付が支援〜

PMFの目的は、次代を担う若い音楽家を育て、多くの人と感動を分かち合うこと。
厳しいオーディションに合格し、世界中から札幌に集まるアカデミー生たちの才能は、一流の教育に出会うことで素晴らしい花を咲かせ、国や文化の違いを越えた友情で結ばれ、世界に、そして未来に広がっていきます。

PMF2018オフィシャル・サポートのご案内と振込用紙

PMF2018の教育活動を充実したものとするため、あたたかいご支援をお願い申し上げます。

公益財団法人 パシフィック・ミュージック・フェスティバル組織委員会

PMFオフィシャル・サポート(個人寄付) 今年で6回目の募集。PMF2013シーズン以降、個人の皆様によるサポートの輪が広がり、昨年実績でアカデミー生の教材費の約70%を支えていただいております。PMFオフィシャル・サポートは“音楽と感動の創造に直結する”公式の個人寄付制度です。 ご報告 昨年は1,663,000円のご寄付を賜り、PMFオーケストラが練習と本番で使用した楽譜・楽器の費用2,405,366円の69.1%を個人寄付で賄うことができました。あたたかいご支援に深くお礼を申し上げます。PMFオフィシャル・サポートで賄った楽譜・楽器のイメージ
PMF2018オフィシャル・サポート(個人寄付)
 
感動をシェアしよう!〜バーンスタインのお気に入り編〜

20世紀を代表する指揮者で、PMF創設者のレナード・バーンスタイン(1918−1990)。
1957年の初演以降、一世を風靡し、現在も大人気のブロードウェイ・ミュージカル『ウエストサイド・ストーリー』の作曲者です。
バーンスタイン(Bernstein)はドイツ語で“琥珀”という意味。有名になる前にはレニー・アンバー(Amber)という芸名で音楽活動をしていました。自身のルーツを大切にしていたのでしょう。
1958年、40歳の若さで名門ニューヨーク・フィルの音楽監督に就任。バーンスタインはカラヤンやショルティと並ぶクラシック音楽界のスーパースターに。
世界のセレブリティだった彼は“琥珀色”の飲み物、ウイスキーを愛していました。お気に入りはスコッチ・ウイスキーのバランタイン17年。

1930年代に誕生以来、今なお続くブランドとして最も歴史ある17年ものブレンデッドスコッチです。数々の受賞歴を持ち、“The Scotch”と称されるバランタイン17年は華やかな香り、まろやかな味わい、永く続く余韻が特長です。ぜひ、ブランドサイトでチェックしてみてください!
また、ウイスキーの楽しみ方には、アイリッシュ・コーヒーやウイスキーボンボン(チョコレート)など他にもあります。バーンスタインのお気に入りだったウイスキーで感動をシェアしませんか。

バランタイン17年
アイリッシュ・コーヒーとウイスキーボンボンのイメージ
[Ballantine’s]香るウイスキー バランタイン
 
生誕100年記念 特別連載企画 バーンスタイン音楽の旅
Trip 05 1977年 レナード・バーンスタイン 59歳 テルアビブ
曲目 バーンスタイン:交響曲 第3番「カディッシュ」(1977年) 演奏 レナード・バーンスタイン(指揮) イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団

今、手許に岡本太郎がデザインした広島平和コンサートのフライヤーとプログラムブックがある。謎!?のメモも挟まっていた。そのまま記す。
『五嶋みどり(13歳)とのモーツァルトの後、休憩には入らず。バーンスタインのキャンディード序曲がアンコールということで。大植英次指揮。演奏前に大植がバーンスタイン、客席、オーケストラに感謝を述べた。』
1985年8月7日、広島。レナード・バーンスタイン指揮 ECユース管弦楽団の鮮やかなパフォーマンスで、ベートーヴェンの序曲「レオノーレ」第3番とバーンスタインの交響曲第3番「カディッシュ」を聴く。気宇壮大な調べと言葉に抱かれ、しばらく席から立てなかったことを思い出す。音楽の素晴らしさやメッセージを伝える仕事をしたい、お金や試験のことはともかく、ウィーンへ行こうという想いが抑えきれなくなった。1か月後にバーンスタイン指揮イスラエル・フィルによる、例のマーラーの交響曲第9番を聴き、私の「進路」は決まった。
ユダヤの大切な祈りの歌で、哀歌にも賛歌にも解釈される「カディッシュ」のことは、3番目の「交響曲」で、ソプラノのソロやコーラスが入る、語りも大切なのかな―その程度のことしか知らなかった。
1963年12月、作曲者レニー自身の指揮、イスラエル・フィル、ジェニー・トゥーレル、イスラエルの女優ハンナ・ロヴィナの語り、アブラハム・カプランが指導したコーラスによってテルアビブで初演。年明けにバーンスタイン「ゆかり」のボストンで、シャルル・ミュンシュの指揮、レニーの妻フェリシアの語りで再演された。ちなみに日本初演は1970年1月、東京文化会館での小澤征爾指揮 日本フィル定期で、何と「チチェスター詩篇」「不安の時代」を交えたバーンスタイン・プログラムだった。このデータにも驚く。レニーは1977年に愛する「カディッシュ」を改訂する。
広島での語りは、世紀の名優にして「カディッシュ」と言えばこの人、マイケル・ウェーガー。バーバラ・ヘンドリックスのソプラノ。コーラスはウィーンのジュネスと京都エコー、大阪少年少女合唱団だった。
今も「こだま」するのはレニーの内なる叫びとも言うべき、次の歌詞である。語り手の最後の言葉だ。

Together we suffer, together exist.
Recreate, recreate each other!
Suffer, and recreate each other!

33年前の広島平和コンサートには糀場富美子の「広島レクイエム」も寄り添っていた。
バーンスタイン生誕100年の今年は「カディッシュ」初演から55年のアニバーサリー・イヤーでもある。

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※試聴できる期間はメール配信日から30日以内です。
あらかじめご了承ください。

奥田 佳道
音楽評論家。1962年東京生まれ。ヴァイオリンを学ぶ。ドイツ文学、西洋音楽史を専攻。ウィーンに留学。現在、NHK-FM「オペラ・ファンタスティカ」、ラジオ深夜便「クラシックの遺伝子」「オトナのリクエストアワー」、高音質衛星デジタル音楽放送MUSIC BIRD「ウィーンのリズムにのって」などに出演中。
Twitter:@yoshimichiokuda

NHKラジオ深夜便「奥田佳道のクラシックの遺伝子」
3月10日(土)深夜/3月11日(日)午前0時台 放送予定!

※放送日や時間は変更になる場合がございます。
あらかじめご了承ください。

音楽と平和。PMFの主旋律が19年ぶりに響く

広島はバーンスタインが1985年に「広島平和コンサート」で訪れ、平和への想いを託したPMFに繋がる大切な場所。彼の生誕100年記念にあたるPMF2018で19年ぶりにコンサートを開催します。

 PMFオーケストラ広島公演

〜ゲルギエフ、マーラーを振る〜

7月31日(火)18:30開演
広島国際会議場 フェニックスホール

PMFオーケストラ広島公演
Leonard Bernstein at 100
 
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