1978年、イタリアのパレルモ生まれ。2003年から2008年まで、ドレスデン国立歌劇場のコンサートマスターを務め、その間、作曲家としても、ヴァイオリン協奏曲をクリスティアン・アルミンクの指揮で、自らソリストを務めドレスデンで初演。前PMF芸術監督のファビオ・ルイジとの出会いをきっかけに、2008年以降は指揮者としての活動に専念。指揮者として、プラハ・フィルハーモニア管弦楽団、ベルリン室内管、シチリア交響楽団、ドレスデン室内管などに招かれる。2010年5月には、ドレスデン国立歌劇場で「椿姫」を3公演指揮し、そのすべてがスタンディング・オベーションとなるセンセーショナルな成功を収める。2011年4月、ジェノヴァ歌劇場(カルロ・フェリーチェ)にて、「道化師」を指揮。2012年4月には、NHK交響楽団にデビュー。演奏者、聴衆の両方から圧倒的な支持を受ける成功を収めた。イタリアにおいては、ミラノ・ヴェルディ交響楽団との関係を深めつつ、2012年は、ヴェネツィア・フェニーチェ座管弦楽団、フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団、ローマ・サンタ・チェチーリア管弦楽団などイタリアを代表するオーケストラに一気にデビュー。 若手世代の指揮者達のなかでも最も興味深い才能とみなされ、一気に国際舞台における活躍の場を拡げている。PMFでは2010年にミュージカル・アシスタントを務め、2回目の参加となる。

このアーティストの出演公演