PMF2011を振り返って
22回目を迎えたPMF 2011は、未曾有の被害をもたらした東日本大震災からの復興を願う多くの音楽家から参加の意思を受け開催されました。フェスティバル会期前に実施したイベントを含む各会場では募金活動を行い、一部コンサートはチャリティ公演として実施しました。
芸術監督ファビオ・ルイジの就任2年目となる今年の教育事業には、21カ国・地域から114人(4人のPMFコンダクティング・アカデミーを含む)の若手音楽家が参加。客演指揮者にクシシュトフ・ウルバンスキを迎えたほか、東京クヮルテット、ウィーン・フィル、ベルリン・フィル、シュターツカペレ・ドレスデン、メトロポリタン歌劇場管、フィラデルフィア管、シカゴ響、ボストン響などの首席奏者らを教授陣(PMFファカルティ)に迎えました。
フェスティバル期間中に実施するさまざまな演奏会は、PMFアカデミーが練習の成果を発表する場であるとともに、PMFファカルティやPMF修了生などが演奏を行う場でもあり、札幌芸術の森、札幌コンサートホールをはじめ、北海道内、東京、大阪で計38公演を実施、入場者数は40,114人を数えました。PMFオーケストラは、ショスタコーヴィチの交響曲 第10番、ブラームスの交響曲 第2番、マーラーの交響曲 第1番などに取り組みました。マーラーの歌曲では、1990年以来21年ぶりにPMFへ参加したバリトンのトーマス・ハンプソンと共演。また、ファビオ・ルイジが若手指揮者の指導にあたるコンダクティング・アカデミーを実施し、4人のアカデミー生がPMFオーケストラを指揮しました。 |